英国で14年ぶりに政権交代を果たした労働党のスターマー新政権は早速、外交活動を始動させた。ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ英国とヨーロッパ諸国の間にさまざまな課題がある中、就任したばかりのラミー外相はポーランド、ヒーリー国防相はウクライナをそれぞれ訪問している。新外相の使命は、友人を増やし同盟国を安心させること。そして、可能なら英国のヨーロッパ連合との関係をリセットすること。ポーランドの外相からは親しみと要望の言葉があった。ヒーリー国防相はウクライナ南部の都市オデーサでゼレンスキー大統領と一緒に負傷した兵士と会っている。イギリスはウクライナへの武器支援で主要な役割を果たしてきた。新政権は今後もそれは変わらないとしている。