後藤さんはトランプ大統領の関税についての発言について「就任からまだ1ヶ月あまりだが関税のニュースが相次いでいる。きのうの演説でも4月2日から新しい関税を導入すると強調していた。アメリカとしては関税を引き上げると海外からの輸入品の値段が上がって来るので、代わりにアメリカ国内での製品が売れるようになり産業も広がると強調している。でもこれは消費者の目線に立つと海外のものでも安くていいものだったら買いたいが、ただでさえアメリカはインフレが厳しいなか関税でさらに値段が高くなるという点で国民も不満を感じているところもある。」などと述べた。アメリカから名指しで関税を課せられた国は報復措置に出ている、カナダはアメリカから25%の関税が課された。するとカナダは即座に報復関税として同じ25%の関税を課すことを明らかにした。また追加関税を10%引き上げられた中国も15%の追加関税を課すことを発表している。この状況について後藤さんは「報復の応酬の連鎖のような形になっているが、前回のトランプ政権のときも米中で関税を掛け合うことをしていた。今回も2月に中国に対し関税をかけるというと中国も反発し、わずか1ヶ月後にさらに追加するかたちになっているので、場合によってはさらなる追加関税の連鎖が続く可能性もある。どこまで広がるか読めない懸念が広がり株価なども下がっている。」などと述べた。日米の関税については「トランプ大統領が主張しているのは公平さ。」などと話した。