新宿歌舞伎町にある大久保公園の周辺で売春目的の客待ちが問題になる中、警視庁はことし10月から集中的に取締りを行い50人を逮捕したと発表した。ことし1月からの逮捕者は88人に上り、中には16歳の少女もいて低年齢化の傾向がみられるとしている。また客待ちをしていた目的を分析した結果、ホストクラブなどでの遊興費や飲食代目的が31%と最も多くなった。この割合は去年の43%に比べて減っているが、担当のホストから口止めされていたケースもあったという。警視庁はホストクラブ側が店での飲食代に充てさせるため客の女性に売春をさせている疑いがあるとみて引き続き警戒を強化している。