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「武富士」 のテレビ露出情報

今年3月に解散命令を命じられた旧統一教会。教団は即時上告し今も裁判が続いている。旧統一教会の総資産は解散命令の決定文によると、2021年度末時点で約1136億円。解散が決定した場合、この資産は北海道帯広市に主たる事務所をおく宗教法人、天地正教とする決議を行った。天地正教とは、弥勒菩薩が信仰の対象とされ、かつて参加者は1万人にものぼったという。実際に北海道清水町にある天地正教の土地の登記簿を確認すると、天地正教から平成15年に統一教会にうつっていた。天地正教の本部に訪問したが、中に入ることができなかった。近隣住民によると少なくとも10年前くらいから人の出入りがないという。
そんななか天地正教の元信者が取材に応じた。80代の夫婦と義理に娘が暮らしており、1988年に妻が勧誘を受けて入信。勧誘してきた人は先祖供養をしないと今度生まれてくる孫にも不幸があるなどと告げて入信。天地正教は天運教を母体としている。初代教主は帯広の霊能者、川瀬カヨ氏だった。1987年に宗教法人格を取得し、1988年に天運教から天地正教に名称を変更した。先祖供養のためには弥勒信仰が必要と説いている。和歌山に住んでいる夫婦は敷地内の倉庫を天地正教の道場にした。1993年11月に、文鮮明氏と川瀬カヨ氏が会い、その3カ月後に川瀬カヨ氏が亡くなった。その後、2代目に娘の新谷静江氏が就任した。そして宗教内の新聞に、弥勒様は文鮮明氏であると宣言。このあと道場に旧統一教会の信者が訪れるようになった。道場の内部も徐々に変化があり、弥勒菩薩があった祭壇を取り壊すよう指示され、その後文鮮明氏の写真が飾られた。いつしか信者には天地正教と統一教会は和合と伝えられ、摂理という名目で献金を求められた。夫婦によると、献金の総額は2億円を超えるという。1999年に2代目教主、新谷滋賀天地正教を去っていた。当時新谷氏に聞き取りをした弁護士によると、天地正教の信者がいたにも関わらず、そこに統一教会の信者が送り込まれて乗っ取られる形になって、猛烈な献金の要求とノルマが課されたという。献金に疑問をもった新谷氏は文氏に話しをきいてもらおうとしたが、機会を与えてもらえなかったという。新谷氏は天運教から天地正教に名前を変えたことなども、全て旧統一教会からの要請で行ったと供述。

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