2019年10月の台風19号では、神奈川・川崎市の武蔵小杉駅周辺が浸水被害に遭い、一部のタワーマンションも被害に遭った。今月21日のゲリラ豪雨では、東京・港区付近で1時間に約100mmの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が出された。都市の水害は、川の水が堤防を越えて溢れ出す「外水氾濫」と、大量の雨水を排水できず地表に水が溢れ出る「内水氾濫」の2種類あるという。東京都の水害被害額の約7割は、内水氾濫によるものだという。また、21日、新宿区で重さ約115kgのマンホールの蓋が吹き飛ぶ被害があった。浸水被害では、2階以上に上がる垂直非難が勧められている。永山さんは「浸水時は非常に歩きにくく転びやすくなっています。30cm程度の水で大人でも歩行困難となり危険になります。避難するなら、水が溢れ出る前に避難するべきですね」などと話した。台風10号の進路予想を伝えた。