映画「死亡遊戯」は100分の作品で、ブルース・リーの登場シーンは約11分。スタッフらは主人公を演じる代役の顔を基本的に映さず、背中のショットを多用した。また、夜間のシーンを増やし、姿形を分かりにくくしている。中盤では顔に重傷を負い、整形手術を受ける展開に。これで代役でも顔が出せるシチュエーションを作り出した。ようやくブルース・リーが登場する時、内村光良は「真打ち登場」と思ったという。なお、「死亡遊戯」でブルース・リーは仲間とともに敵のアジトである塔に乗り込み、各階に待ち受ける達人と激闘を繰り広げる構想を練っていた。