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「死後事務支援協会」 のテレビ露出情報

街の人に聞くとお墓を巡っては後継者がいないことや東京では都立の霊園の抽選倍率が高く中々お墓を建てられないことなどが悩みとして出ている。都立霊園を巡っては年に1度新規利用者の募集を行っていて、今年度は6474の募集に対して2万8715の公募あり、需要に供給が追いついていない状態となっている。一方地方では空いているお墓が多く、半数以上が無縁化する墓地もあって管理が難しいという問題も出てきている。こうした中最近のお墓のトレンドは費用が安く距離が近く管理が楽の3つで、自然葬なども含む樹木葬や棚やロッカー式の納骨堂などの需要が増えている。樹木葬は墓石の代わりに樹木を墓標として納骨する方式のことで、基本的に跡継ぎを必要としておらず、墓石を建てないため安価となっている。価格は墓石のある一般墓の155万円と比べ樹木葬は平均67万円程度となっている。樹木葬の中にも遺骨を粉末にして筒に入れて花壇に納骨する花壇葬や粉末にした遺骨を直接土に納骨する循環葬など様々な種類がある。曹洞宗見性院住職の橋本英樹氏は「現代では1人でお墓に入るお一人墓や家族や夫婦だけで入る家族墓などお墓の形態も変わってきている」など話した。またシニア生活文化研究所の小谷みどり氏は「老後は老人ホームで過ごすなどライフスタイルも変化していて、それに伴って老人ホームの仲間たちと一緒のお墓に入りたいなどお墓に関する価値観も変わってきている」など話した。
こうした中葬儀事情も変化している。近年葬儀は小規模化が進んでいて、大都市部ではお葬式を省いて火葬のみで済ませる直葬が3割程度を占めている。さらに収骨も省略するいわるゆゼロ葬という形も出てきていて、名古屋では死後事務支援協会が収骨を行わないゼロ葬を料金25万3000円でプランにしている。収骨しなかった遺骨は名古屋市が供養するという。こうしたゼロ葬は身寄りのない人が孤独死した場合に利用されることが多く、他にも本人が身寄りがないということで生前に自ら希望して契約するケースもあるという。墓じまいの数もこの10年で2倍となっていて、5割超が墓じまいについて子どもや孫に負担をかけたくないことや檀家のお布施が高いなどの理由で検討しているという。こうした墓じまいを巡っては檀家を抜ける際にかかる離檀料を巡ってトラブルになるケースがあり、行政書士に申請を代行するケースが増加しているという。一方お寺側にも変化があり、宗派として離檀料を認めないという公式見解を出す宗派もあるという。

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