東京・板橋区の街の薬局で働く、100歳の薬剤師の仕事ぶりを紹介。現役の薬剤師・比留間榮子さんが働いているのは住宅街にある小さな薬局。常連客なら顔色や話し方などで体調の変化を感じ取れるという榮子さん。その人に適した薬の飲み方を丁寧に説明する。こうした的確な処方ができるのも新しい薬の効能について勉強を続けているから。使うのは自分のパソコン。オンライン会議に参加して同業者と意見交換するなど最新の知識習得に余念がない。こうした勉強熱心さには薬剤師だった父親の存在がある。開発される薬について学ぶことを欠かさない人で地域へ奉仕する姿に榮子さんは憧れた。薬剤師になって80年、榮子さんは日常会話を通して利用客の生活スタイルを把握しようとしている。榮子さんも体力的に働くことが難しくなっている。4年ほど前に転倒して足を骨折してから週に1日しか店に来ることができなくなった。孫の比留間康二郎さんは祖母のような薬剤師を目指し側に寄り添って榮子さんができなくなった立ち仕事などをサポートしている。