- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦 眞下貴
オープニング映像。
ラインナップ紹介。100歳の薬剤師や観光立国を目指すウズベキスタンなどが紹介された。
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- ウズベキスタン
経済情報に関する解説。今日、日銀の植田総裁が出席した衆議院と参議院の閉会中審査での発言にマーケットの注目が集まった。日銀が7月31日追加利上げを決定したが、その後、株価が乱高下したことが記憶に新しい。国会では政府日銀に対して説明を求める必要があるとして今回、閉会中審査が開かれたという。今日の閉会中審査の中で植田総裁は「経済物価の見通しが私たちの考えているとおり実現していくという角度が高まっていくことが確認できれば今後、金融緩和の度合いを調整していくという基本的な姿勢に変わりはない」と述べた。一方で内外の金融資本市場は引き続き不安定な状況にあると認識していると述べて経済物価を見ながら今後の利上げを検討していくという考えを示した。日銀のナンバーツーである内田副総裁は以前、金融市場が不安定な状況で利上げすることはないという姿勢を強調していたこともあって、植田総裁も同様の不安定な状態だという認識を示していたので市場関係者からはこれをもって利上げに対する警戒感が和らいだという指摘もあったとのこと。一日を通して株価は落ち着いていたが、円相場は総裁の発言一つ一つで動いていて日銀の次の利上げに対する注目度の高さというものが感じられた。次は日本時間の今晩、米国のジャクソンホール会議ではFRBのパウエル議長の発言に注目が集まっている。マーケットに大きな影響を与えることから。今後もこうした発言に注目されている。
中央アジアの国・ウズベキスタンについて解説。経済成長を遂げており世界が注目する舞台になっている。観光立国に向けたさまざまな戦略を打ち出している。ウズベキスタンといえばターコイズブルーの繊細なイスラム建築が並ぶ世界遺産の都市「サマルカンド」のイメージが強い。シルクロードの交易で栄え青を基調とした繊細なイスラム建築が特徴で青の都とも呼ばれている。「レギスタン広場」は砂の広場という意味で14世紀に建設が始まった。一日中、観光客が訪れる王道の人気スポットとなっている。取材した高須絵梨記者は「人も温かくて治安も良く、物価も安いので非常に旅行はしやすい場所である」などと話した。ご当地グルメとして「プロフ」といい日本でいうと炊き込みご飯のようなものがソウルフードとしてウズベキスタンの人に愛されている。
観光に向けた取り組みの強化は2016年に就任したミルジヨエフ大統領の影響で前政権は孤立主義とも呼ばれる政策をとって外国人の出入国が厳しく制限されてきただが、門戸を開く政策に転換した。2つ目がビザの簡素化で日本を含めて90か国以上で観光の際にビザが不要になっている。そして3つ目が王道の観光地以外にも足を運んでもらうということで道路などのインフラ整備を進めている。例えば山岳都市のザーミンというところは自然豊かな場所なのだけれどウズベキスタンのスイスと呼ばれる絶景が広がっていて近年、政府主導で観光開発が進められている。中央アジアに詳しい専門家によると軍事侵攻などを受けてウズベキスタンは関係国をロシア以外にも多様化分散化していきたいという思惑があるという。実は今月、週2で成田空港と首都タシュケントを結ぶ直行便が週2で運航開始し、8時間で行けるという。アジズ・アブドゥハキモフ天然資源相は「去年1万5000人の日本人がウズベキスタンに訪れたが、今年は半年で既に1万5000人になった。日本人向けの観光サービスを作ることも大事だ」などと話した。今後は観光地としての魅力とともにロシアの影響が大きい国の一つが今後、どのような道筋をたどっていくかにも注視していくという。
東京・板橋区の街の薬局で働く、100歳の薬剤師の仕事ぶりを紹介。薬剤師歴80年の現役薬剤師・比留間榮子さんが働いているのは住宅街にある小さな薬局である。常連客なら顔色や話し方などで体調の変化を感じ取れるという榮子さん。その人に適した薬の飲み方を丁寧に説明する。こうした的確な処方ができるのも新しい薬の効能について勉強を続けているから。使うのは自分のパソコンでオンライン会議に参加して同業者と意見交換するなど最新の知識習得に余念がない。こうした勉強熱心さには薬剤師だった父親の存在がある。開発される薬について学ぶことを欠かさない人で、地域へ奉仕する姿に榮子さんは憧れた。薬剤師になって80年、榮子さんは日常会話を通して利用客の生活スタイルを把握しようとしている。そんな榮子さんも体力的に働くことが難しくなっている。4年ほど前に転倒して足を骨折してから週に1日しか店に来ることができなくなった。孫の比留間康二郎さん(44)は祖母のような薬剤師を目指し側に寄り添って榮子さんができなくなった立ち仕事などをサポートしている。
毎週金曜日放送の「時をかけるテレビ〜今こそ見たい、この1本〜」から2004年放送のドキュメンタリー「お母さんに会いたい〜フィリピン・ムスリムの兄と妹〜」のダイジェスト映像を紹介。フィリピンで貧困やイスラム教徒の差別に苦しみながら、懸命に生きる10歳の兄妹の姿に密着した番組を、母親がフィリピン出身だというタレントの秋元才加をゲストに迎え放送した。フィリピンでは今も5人に1人が貧困層と推定されており、5歳から17歳の100万人以上の子どもたちが働いているといわれている。貧困の要因の一つが「ミンダナオ紛争」と呼ばれる紛争で、日本政府やJICAが主体となって和解に導いた。2025年には選挙が行われ自治政府が発足する予定だという。現在30歳と28歳という兄妹はバギオという都市で暮らしており、それぞれが家庭を持って助け合いながら生活されているという。「時をかけるテレビ〜今こそ見たい、この1本〜」はNHKオンデマンドで配信中。
テーマ「好きな!キライな?職場の行事」について「新入社員の旅行先がコテージで自炊する一泊旅行だったが、関西風と関東風で拘ったりと会社では見られない鍋奉行風の上司がいて、笑い話と楽しい思い出が残っている。」などと視聴者のメールを紹介した。
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神戸市垂水区の新多聞団地から中継。「キャパ6000の部屋を探せ!」ということで団地の中にある257号棟を探した。この部屋の中ではエビの養殖を行っており「キャパ6000」とは水槽の中にいるエビの数だった。団地の中で養殖を行っている背景には団地に空いたスペースがあって街がちょっとずつ元気なくなっていることやUR都市機構と神戸市が連携しておりここで全部まとめて社会課題を越えられるものないかと考えた結果だという。エビのほかにもカワハギとかヒラメとかもやってたが、カワハギは臆病だったのでちょっとやめてしまい、ヒラメは大きくなりすぎてしまうので団地には合わなかったという。現在はIOTを駆使してカメラをつけたり自動餌やり機やセンサーをつけたりして取り組んでいる。
25日午後9時放送のNHKスペシャル「氷・その神秘の世界〜映像詩天塩川〜」のダイジェスト映像。天塩川は北海道の北のほうにある日本で4番目に長い川。番組では100日以上かけて「フロストフラワー」や「アンカーアイス」などの現象を撮影した。
連続テレビ小説「虎に翼」のモデル・三淵嘉子の家族に取材し、ドラマ制作にも関わっている清水聡解説委員による深掘り解説。今週放送分では寅子と航一の結婚に至るまでの経緯が描かれていたが、モデルとなった三淵嘉子と夫の三淵乾太郎は昭和31年に法的な婚姻関係を結んでいる。ただし、嘉子の息子・芳武は「戦病死した父の和田の名字を名乗る人がいなくなる」ことから旧姓である「和田」を名乗っていた。ちなみに、長い間裁判官や書記官というのは旧姓を使うというのが事実上、難しかった。というのは判決などの文書というのは法的拘束力を伴うので戸籍名を使うこととされていたから。実際に判決文などで旧姓を使うことができるようになったのは2017年とつい最近の話なのだという。また、寅子と航一の関係が近くなったきっかけとなった趣味である麻雀は実際に嘉子と乾太郎も趣味としており、当時の写真を紹介した。視聴者からの質問に回答。寅子は新潟家裁三条支部の判事に昇任して異動となるが、史実では嘉子は名古屋に異動した。実際、後に新潟家裁の所長になることから今回のドラマでは新潟異動という形にしたという。次週「女房に惚れてお家繁盛?」の予告映像。
連続テレビ小説「虎に翼」の番組宣伝。
視聴者からの虎に翼の感想や質問を送ってほしいとのこと。
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視聴者から送られた番組の感想や「好きな!キライな?職場の行事」をテーマにしたメールとFAXを紹介。忘年会や新年会が好きだなどの声。