- 出演者
- 南利幸 上村陽子 井上二郎 赤木野々花
来年、日本で初めて開催される聴覚障害がある人たちのスポーツの国際大会「デフリンピック」について知ってもらおうと昨日、東京・品川区の小学校で選手らが特別授業を行った。特別授業で講師を務めたのはデフリンピック応援アンバサダー・川俣郁美さんと今年のデフ柔道世界大会で優勝した佐藤正樹。また、聴覚障害者向けの陸上のスタートの合図を出す装置を実際に体験していた。
夏の厳しい暑さで知られる埼玉県熊谷市で昨日、富士見中学校の12人が市内の商業施設で塩飴などを配り熱中症予防を呼びかけた。
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- 富士見中学校高等学校熊谷市(埼玉)熱中症
齋藤経済産業大臣と気候変動対策の専門家が千葉県流山市で対談し石炭火力発電のあり方などについて意見を交わした。斎藤大臣は「政府として石炭火力発電の削減を目指しているが電力需給のひっ迫から化石燃料に頼らざるを得ない現状がある」とした上で「世界的にみて中国の二酸化炭素の排出量が多く日本だけ努力しても効果は限られるのではないか」などと説明した。「環境分野のノーベル賞」とも呼ばれる賞を3年前に受賞した気候変動対策の専門家・平田仁子さんは「各国が再生可能エネルギーなどの産業の育成を進めている中で日本が世界をリードできるよう後押しする政策が必要」と呼びかけた。
東京・板橋区の街の薬局で働く、100歳の薬剤師の仕事ぶりを紹介。現役の薬剤師・比留間榮子さんが働いているのは住宅街にある小さな薬局。常連客なら顔色や話し方などで体調の変化を感じ取れるという榮子さん。その人に適した薬の飲み方を丁寧に説明する。こうした的確な処方ができるのも新しい薬の効能について勉強を続けているから。使うのは自分のパソコン。オンライン会議に参加して同業者と意見交換するなど最新の知識習得に余念がない。こうした勉強熱心さには薬剤師だった父親の存在がある。開発される薬について学ぶことを欠かさない人で地域へ奉仕する姿に榮子さんは憧れた。薬剤師になって80年、榮子さんは日常会話を通して利用客の生活スタイルを把握しようとしている。榮子さんも体力的に働くことが難しくなっている。4年ほど前に転倒して足を骨折してから週に1日しか店に来ることができなくなった。孫の比留間康二郎さんは祖母のような薬剤師を目指し側に寄り添って榮子さんができなくなった立ち仕事などをサポートしている。
土曜すてき旅のコーナー。素掘りトンネルとは重機を使わずに人の手で掘られたトンネルで、主に江戸時代から戦前にかけて作られたものである。千葉県房総半島の房総丘陵には100以上あって全国屈指の数と言われている。人の手で作ったからこその味わいや生活との関わりを今回探ってきたという。
最初は清水渓流広場で全国的にも珍しいトンネル内を川が流れているのが特徴で、今から300年以上前に川の流れを変えるために岩場を掘りぬいたという。このトンネルはSNSで話題になるほどの絶景スポットでもある。千葉県の素掘りトンネルは房総半島の各地に残っている。トンネルを掘った理由は農業用水を通したり集落同士を結んだりなど様々。たくさん作られたのは房総丘陵の砂泥互層という地質が掘りやすく、また一方で崩れにくかったからと言われている。そのほとんどは地元の人たちの手で掘られたが予算も少なく、完成した時にはお祝いをすることもなかったとのこと。続いては富津市の山の中にある燈籠坂大師の切通しトンネルの高さは約10メートルで山の登り下りをしやすくするために掘り進めたという。君津市にあるトンネルは分岐して横にも数mのトンネルが作られていて、その先には湖と切り立った崖に小さな神社がある。あの土地から見えた湖はダム湖で神社は今も地区で大切にされている「日枝神社」。この素掘りトンネルは集落からの道がダムで水没したので神社に向かうためだけに参道の代わりに掘られたと考えられる。千葉県立中央博物館・島立理子さんは「房総丘陵の人にとってトンネルは非常に身近な存在だった。山中が穴だらけなくらい地域の人はトンネルを気軽に掘っている」などと話した。
魚の伝道師・上田克彦さんが「いなだの焼き切り」のレシピを紹介。イナダは血に臭みがあるので、流水で洗い水気を取り、身は皮付きのまま使う。厚さは1cm弱で大きさが均等になるようにそぎ切りにする。塩を適量かけてガスバーナーで皮目を炙る。焦げ目がついたら冷蔵庫で冷やす。冷やしてる間、青じそなど夏の五大薬味を切ったら、薬味を水で洗う。冷えた焼切りを皿に並べ、薬味をかけたら完成。上村陽子は「ちょっと炙るだけで凄くコクが出て美味しい。」などと話した。
関東の気象情報を伝えた。
新プロジェクトX、突撃!カネオくん、NHKスペシャル、エッフェル塔に恋しての番組宣伝。