香港が中国に返還されて28年となる。これを祝う政府主催の記念式典も行われているが、香港国家安全維持法の元で政府への抗議活動は抑え込まれている。香港のトップは社会の統制を緩めないとしている。一国二制度の中で認められてきた言論や集会の自由も失われ、市民はさらなる介入を警戒している。対する中国では中国共産党の党員数が去年末時点で1億人を突破しているという。1949年の建国当時448万人だった当院は改革開放政策による経済成長で増えた経営者も取り込み時代の変化に応じて拡大を続けてきた。国内経済が減速する中で、政府機関や国有企業への就職を視野に入湯する人もいると見られ、去年の入党者数の10倍となる2142万人が去年末時点で入党申請を行っている。これに対し中国共産党は汚職の摘発を強化するとともに入党要件を厳格化して引き締めを強化している。