米大統領選挙で民主党の副大統領候補に起用された中西部ミネソタ州のティム・ウォルズ知事が注目を浴びている。高橋祐介解説委員は「元州兵で高校教師、アメリカンフットボールのコーチも務めた。下院議員を6期12年、州知事として現在2期目。どこにでもいそうなお父ちゃんの風貌で、親しみやすさが持ち味。実は民主党の近年の政府大統領候補でロースクールで法律を学んだ経験がないのはカーター元大統領以来44年ぶり。大都会のエリートと一線を画す庶民派のウォルズ氏をハリス氏はあえて自らの副大統領候補に選んだ。共和党はウォルズ氏がイラク派遣を前に退役したことや、4年前にミネソタ州で黒人男性が白人警察官に押さえつけられて死亡した事件の際、知事として暴動への対応が遅れたことを批判する。10月1日には副大統領候補同士のテレビ討論会も予定されている」などと解説した。