来月5日に迫る米国大統領選挙はハリス氏とトランプ氏の異例ともいえる接戦で、いつ勝敗が決着するかが注目されている。高橋祐介解説委員が「選挙戦の最終盤、戦いの行方はペンシルベニアなど7つの激戦州に絞られている。いずれも両氏の支持率が拮抗し、どちらがどの激戦州を制してもおかしくない。このまま接戦が続くと現地時間5日の投票日、中央なメディアが直ちに当選確実を報じる可能性は低く、大勢判明には数日かかりそうという見方も出ている。要因の一つはハリス氏の支持者らに多いとみられる郵便投票。開票の際の本人確認に時間がかかる。トランプ氏は前回の選挙に不正があったとする根拠なき主張を今も撤回していない。このため今回勝敗がすんなり決着するのはどちらかが早々と敗北を認めるか、あるいは選挙前の大方の見方を覆して両氏に予想外の大差がつく場合に限られそう」とスタジオで述べた。