小林史さんと米大統領選について伝えていく。カリフォルニア州など人口の多い沿岸部は民主党・ハリス氏の支持率が高く、人口の少ない中央部は共和党・ハリス氏の支持が高いのが特徴で、選挙人の数に寄って大統領が決められるのが特徴となっている。現在ハリス氏は226人・トランプ氏は219人を確保したものとみられる。有力なセレブがそれぞれの候補の支持を公表していて、ハリス氏にはビヨンセさんら、トランプ氏にはイーロン・マスク氏らが駆けつけていて、トランプ氏が大企業への減税を打ち出していることから起業家はトランプ氏を支援する傾向にあり、対するハリス氏はハリウッドの俳優などの支援が中心となっている。そして、演説が行われるのは無党派層が多いスイング・ステートとなっているが、現在のところスイング・ステート7州のうちトランプ氏が6つで優勢とされる。一方で数字はそれぞれ1%以下という接戦でありどちらがスイング・ステートを確保するかは不明瞭となっている。小林さんはハリス氏はスイングステートでの支持が低調になっていると紹介し、大統領候補となってからの討論会ではトランプ氏の批判に集中するばかりで政策について立案出来ていないと指摘。女性で黒人というマイノリティの候補に対してはまだ偏見も残っているという。一方で、望月さんはトランプ氏の演説でもコメディアンが差別的な発言をしたことが問題となっていると紹介している。小林さんは対するトランプ氏について、経済政策には定評があり、中国などへの対抗の動きも評価されていると紹介した。ハリス氏はバイデン政権の政策を継承するものとみられる一方で、トランプ氏は日本には10~20%の関税をかけ中国には60%の関税をかけると主張していて、世界経済への悪影響も予想される。