最終盤で、ハリス氏が持ち直しているという情報もあるが、激戦州にかぎってはトランプ氏のほうが有利という見方もある。さきほど、トランプ氏自らが投票を行い、勝利に自信を見せた。ハリス氏は、ワシントンの民主党本部に入り、自ら有権者に電話をかけているという。期日前投票は、前回の投票者の半数を超える約8600万人が済ませたという。最新の世論調査では、全米の平均支持率は、依然としてハリス氏がトランプ氏を0.1ポイント逆転している。7つの激戦区では、トランプ氏が5州でリードしているが、いずれも誤差の範囲内だという。トランプ氏は、公正な選挙であれば、負けた場合には認めると述べているが、すでに激戦州のペンシルベニア州などでは不正な投票が行われていると主張を強めていて、敗戦に備えた布石ともみられている。アメリカメディアでは、決着がつく前に、トランプ氏が勝利宣言するのではないかという見方も浮上していて、混乱も懸念されている。