バスが主な移動手段である京都・丹後町では、2016年に過疎地域の交通手段としてライドシェア型のサービスを開始。専用のアプリで依頼を押すと、待機中のドライバーに連絡が入る。依頼者にはドライバーの顔や到着までの時間が表示される。お互い本人確認をしたのち乗車。料金はタクシーと同じく距離によって変動し、支払いは現金もしくはクレジットカードで引き落とされるという。約7年間の評判は、NPO理事いわく当時から2倍に増えているとのこと。またこのNPOではドライバーの管理も徹底。登録しているドライバーのアルコールチェックや健康確認を毎朝実施している。また万が一の為にNPOが団体保険に加入し、事故などに対応。丹後町では現在16人のドライバーが登録されている。住民や観光客の移動に大きく役立っているとのこと。一方全国ハイヤー・タクシー連合会理事は「賠償能力のない運転手が事故をして保健が切れていた、なんてことがあれば全員が自己責任になる」と問題点を指摘している。また海外では凶悪事件が起きているという懸念も。