きのう鹿児島市の港に姿をみせたのが悪石島と小宝島の住民を乗せたフェリー。46人が避難。きょう未明にも震度5弱を観測したトカラ列島。この2週間あまりで震度1以上の地震は1500回を超え、住民たちは不安を抱えている。先週木曜日に最大震度6弱の地震を観測。先週、震度5強が相次いだ悪石島へ向かう。乗客の中には気象庁の職員も。さらに島民のケアのために看護師も。船からは貨物もおろされていた。住民の島の外への避難が始まるなど緊張が高まる。次に向かった宝島、先月21日からの地震で震度4以上の揺れは起こっていないが地殻変動があったとされる地域。民宿を経営する住民は地震の影響で宿泊の予約がなくなった。地震にそなえて避難用のリュックを用意。中には子どものおむつやお菓子、飲み物が入っていた。18人の小中学生が通う学校では地震にそなえて子どもたち用のヘルメットを用意。専門家によると今回の群発地震は約3か月続く可能性があるという。