「私が死んだら息子は誰が…」在宅の障害者が増加、親は不安も」を紹介。大阪箕面市に住む水上さゆりさんは重度知的障害と自閉症のある息子の卓人さんと自宅で暮らしており、約300台のミニカーを部屋に飾るなど安心できる環境を整えたことで、卓人さんは落ち着いているという。水上さんは体力が衰える中今の生活を続けるのは難しいと感じており、卓人さんが自宅以外で安心して暮らせる住まいがないか探しているが、重度の障害者を受け入れられる施設にはほとんど空きがないという。在宅の知的障害者は近年増える傾向にあり、厚生労働省が先月公開した調査によると、一昨年の時点で114万人と初めて100万人を超え、うち40歳以上は42万人と、2000年と比べ5倍以上となっている。在宅の知的障害の64%が親と同居している。