- 出演者
- 網秀一郎 田代杏子 中山庸介 赤松俊理 瀬戸秀夫 小松宏司 近田雄一 羽隅将一 保田一成 坂下恵理 吉岡篤史 内田知樹 小倉優太郎 田口詩織
出演者らが挨拶をした。近田アナは「たまに登場する存在であります」などと話した。
オープニング映像。
秋田市では去年7月14日からの記録的な大雨で広い範囲で浸水し、記録が残る昭和以降で最も多い6100棟余の住宅が浸水などの被害を受けた。その対応についてNHKは秋田市消防本部に情報公開請求を行い、当時の詳しい状況が初めて明らかになった。開示された資料によると、雨が降り始めた14日に消防本部に寄せられた通報は1日で36件だったが、大雨警報が発表された15日は633件となり、去年の1日あたりの平均件数と比べておよそ11倍に膨らんだ。中でもピークの午後6時台には1時間に71件もの通報があり、わずか1時間で1日の平均件数を上回っていた。一方、15日に実際に出動した件数は105件で、通報全体の16.5%にとどまっていたことが分かった。出動した内容を見ると「車いすの夫を避難させてください」「腰まで浸水していて避難できない」といった一刻を争う通報が多くあった。消防本部では今後、大規模水害の際、職員と地域の消防団が一体的に救助活動にあたるなど対応を強化したいとしているが、災害から命を守るために早めの避難が欠かせないことが改めて浮き彫りになった。
天皇杯の2回戦が東京町田で行われた。FC町田ゼルビアVS筑波大。筑波大は1点を追う後半終了間際、内野航太郎がシュートを決めた。パリ五輪の代表も期待される19歳の選手。これで1−1の同点に。試合は延長戦でも決着がつかず、ペナルティ戦へ。ゼルビアの3人目を筑波大のゴールキーパー佐藤が止めた。この後互いに1本ずつ外し、5人目。見事シュートを決めジャイアントキリング達成し3回戦進出。
大井川鉄道の新しい社長に内定したのは新潟県のローカル鉄道「えちごトキめき鉄道」で社長を務める鳥塚亮氏(63)。2009年に廃線の危機にあった千葉県のいすみ鉄道の社長に就任し、700万円の訓練費用を自己負担させて運転士を募集して採用したり、沿線の豊かな自然を生かした観光列車を運行したりと前例にとらわれないユニークなアイデアを次々と打ち出し、黒字に転換させた。その後新潟県のえちごトキめき鉄道の社長に就任し、新たな観光列車の導入やSLを生かしたレールパークの展開などで観光客の呼び込みにつなげたという。大井川鉄道は乗客の減少やおととしの台風15号で大きな被害を受けるなど厳しい経営が続いていて、鳥塚氏の手腕が期待されている。この人事は今月28日に開かれる株主総会を経て正式に決定するという。
NHKの各放送局から届いた季節の映像。きょうは青森局から田代平湿原の映像。ワタスゲが白い綿毛をつける。例年どおり、今月に入って見ごろに。整備された歩道で散策を楽しめる。見ごろは今月中旬まで。
ドクターイエローの愛称で親しまれている新幹線の検査専用車両が老朽化などを理由に2027年を目途に運行を終え引退となることが分かった。ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の線路を走行し線路に歪みがないかを検査する車両で、現在JR東海とJR西日本が1編成ずつ保有しているがこのうちJR西日本は車両の老朽化などを理由に2027年をめどに運行を終える方針を固めた。JR東海もそれより早い時期に運行を終える方向で「ドクターイエロー」は引退の見通し。引退後の検査は「のぞみ」などとして運行の「N700S」に専用機器をつけ検査する方向で調整している。
北栄町は、鳥取中央育英高校の生徒たちに、地域に愛着を持ってもらい、地元の農業についてもPRしてもらおうと動画の撮影を企画した。きょうは生徒6人が町特産のスイカの収穫の様子を撮影。動画は水球部員が筋力トレーニングをしながらスイカを収穫するという内容。およそ5キロあるスイカを頭の上まで持ち上げたり、スイカを抱えたまま腰を落として大股で歩いたりして体を鍛えた。撮影した動画は近く動画共有アプリ「TikTok」の北栄町の公式アカウントで公開される。北栄町企画財政課・中野智子課長のコメント。
魚の水揚げを見学したり、旬の魚の料理を味わったりする体験学習を日本財団が開き、鳥取市の明徳小学校の5年生27人が参加した。小学生たちは鳥取市青谷町の夏泊漁港で定置網でとられた魚が水揚げされる様子を見学した。アジやトビウオなどおよそ20種類の魚がいて、小学生たちは魚を触ったり、漁協の人たちに魚の名前を質問したりしながら間近で観察した。この後、賀露地区にある海産物の直売所で漁協の人たちが準備してくれた旬のトビウオを使ったつみれ汁を味わった。
交通事故では一命をとりとめても、意識不明や重い障害が残って介護が必要となる人がいる。岡山市にはこうした患者を専門に受け入れる病院があり、回復に向けて懸命な治療とリハビリが行われている。岡山市の岡山療護センターに入院するのは交通事故で脳を損傷し、自分で動けず食事ができなくなった人たち。こん睡した状態が続く、遷延性意識障害と診断された患者。残された脳の機能だけで生活に必要な動作や意思疎通ができるようになることを目指し、一人一人に合わせた治療やリハビリが続けられている。センターが開設して今年で30年。これまでに500人以上が入院した。その多くの患者がわずかであっても意思の疎通ができるようになったり、運動機能が改善したりして退院している。
4年前、交通事故にあった女性とご主人を取材。事故後直面したのは長期入院ができないということ。弁護士に相談し岡山療護センターへ来たという。ここでは50床あるベッドすべてが交通事故で意識障害が残る患者でおおむね3年間入院し治療を受けることができるという。岡山療護センターの特徴は手厚い看護体制、わずかな回復の兆しを見逃さないよう1人の患者を同じ看護師が継続担当すること。また患者の五感を刺激するためベッドの配置や好きだったテレビや音楽が流れる明るい室内であること。この療護センターは、岡山のほかに宮城県、千葉県、岐阜県にもある。
「東根さくらんぼ」は生産量日本一を誇る東根市で栽培された、大きさや色づきなどが一定の基準を満たした高い品質のさくらんぼで、国が地域ブランドを保護するGI=地理的表示保護制度に登録されている。この「東根さくらんぼ」のパック詰めとバラ詰めの計59点がけさ、東京・豊洲市場で競りにかけられた。地元の品評会のパック詰めの部門で最も高い評価を受けていた元木美沙さんのさくらんぼが、1キロ145万円で落札された。これは去年の最高額を5万円上回り過去最高額を更新した。
ツアーはさくらんぼの収穫や選別などの作業にあたる人手を確保しようと、県とJA全農山形、大手旅行会社が昨年度から行っている。きょうは東京や岡山県など県外からツアーに参加した4人が天童市のさくらんぼ畑を訪れ、最盛期を迎えた主力品種「佐藤錦」の収穫作業を手伝った。ツアーは今月下旬まで行われ、参加者は県内各地で収穫や選別作業にあたる。
黄色と白の粒が入り混じっているのが特徴のトウモロコシの収穫が、氷川町で始まっている。氷川町では、10数軒の農家がさまざまな種類のトウモロコシを栽培している。中村優希さんの畑では黄色と白の粒が不規則に並び甘みとフルーティな香りが特徴の「ドルチェドリーム」を育てている。今年は3~4月にかけて雨が多かった影響で生育が遅れ気味だったがその後持ち直し、例年並みの約600tの出荷を見込んでいる。収穫は今月25日前後まで続き、地元の道の駅などで販売される。
「私が死んだら息子は誰が…」在宅の障害者が増加、親は不安も」を紹介。大阪箕面市に住む水上さゆりさんは重度知的障害と自閉症のある息子の卓人さんと自宅で暮らしており、約300台のミニカーを部屋に飾るなど安心できる環境を整えたことで、卓人さんは落ち着いているという。水上さんは体力が衰える中今の生活を続けるのは難しいと感じており、卓人さんが自宅以外で安心して暮らせる住まいがないか探しているが、重度の障害者を受け入れられる施設にはほとんど空きがないという。在宅の知的障害者は近年増える傾向にあり、厚生労働省が先月公開した調査によると、一昨年の時点で114万人と初めて100万人を超え、うち40歳以上は42万人と、2000年と比べ5倍以上となっている。在宅の知的障害の64%が親と同居している。
「弘前ねぷたまつり」はお囃子に合わせ武者絵や美人画などを描いた「ねぷた」と呼ばれる山車やみこしが街を練り歩く津軽地方を代表する夏祭り。ことしは再来月の8月1日から7日までの日程で66の団体が運行する予定で、まつりの開催に向け50年以上ねぷた絵の制作を続ける弘前市のねぷた絵師・三浦呑龍さんの工房では、大型の山車を彩るねぷた絵の制作が進められている。三浦さんは縦4m50cm横6mの和紙に「三国志祝融夫人猛威を奮う」という作品を描いている。三浦さんは今年7つの運行団体のねぷた絵を描き、制作は来月半ばまで続くという。
青森県中泊町で今月15日に行われる伝統の盆踊り「なにもささ踊り」のパレードを前にきのう、地元の中里小学校で、小学校に通う自動の保護者約10人がパレードの先頭を飾る「山車」の制作が行われた。山車は軽トラックの荷台を活用して作られており、津軽地方の伝統行事「虫送り」にちなみ、竜に似た「ムシ」と呼ばれる精霊を表現した。豊作を願う農耕馬に乗ったカカシ人形なども取り付けられ、約1時間で完成した。
毎年8月に行われる「福島わらじまつり」は、長さ12mの大わらじを担いで市内を練り歩き、約3000人の市民が「わらじ音頭」を一斉に踊る福島市を代表する夏祭り。福島市は去年、祭りの会場に初めて有料の観覧席を設け、2日間で延べ360席を販売した。ことしは、これを倍以上の948席に大幅に増やすことを決めた。今月6日から販売が始まっており、一番高価な1万8000円のSS席は会場に面したビルの2階のデッキに設置されたテーブルを4人で利用でき、お礼に福島市の特産品がもらえる。東北地方の主な夏祭りの去年の人出は、秋田県の「竿燈まつり」が110万人、青森県の「青森ねぶた祭」が101万人を集めたのに対し、「福島わらじまつり」は29万人と、東北6県の中では最も少なくなっている。福島市によると、「福島わらじまつり」は全国的な地名度が徐々に上がりつつあり、ゆったり見られる席を望む声が寄せられていて、市は旅行会社のツアー商品に組み込んでもらうなどして、誘客につなげたいとしている。