2024年6月11日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
田代杏子 谷地健吾 細田史雄 高瀬耕造 吉岡大輔 新井秀和 坂下恵理 伊田晃都 長瀬萌々子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

(徳島局 昼のニュース)
小松島 夏に向けて 打ち上げ花火の製造盛ん

小松島市にある創業108年の市山煙火商会は年間5万発の打ち上げ花火を製造し、毎年11月ごろに始まる製造は夏を前にした今ピークを迎えている。従業員が手作業を行っていた。天日で乾燥する事で均一な花火に仕上がるという。完成した花火は徳島県内をはじめ四国を中心に出荷される予定。

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(福岡局 昼のニュース)
今年度 試験的に導入へ 北九州市「こども誰でも通園制度」

「こども誰でも通園制度」は国が再来年度から全国で導入することにしていて、北九州市ではこれに向けて来月1日から申し込みを開始し、8月1日から受け入れを始める。対象は生後0歳6か月から3歳未満の未就園児で、市内の保育園と幼稚園、それに認定こども園の14施設で受け入れる予定で、施設ごとに定員がある。利用時間は月に10時間までで1時間あたり300円の利用料金がかかり、所得に応じて減免制度も設けられている。制度の導入は子育て家庭への支援につながることが期待されているが、受け入れる施設では保育士の人員配置などの課題もある。北九州市子ども施設企画課は「今年度の試験的な実施でニーズや効果を見極め、来年度以降のあり方を検討したい」としている。福岡県によると県内では北九州市のほかに福岡市がこの制度を導入していて、今年度は独自の取り組みとして利用時間を国の基準の4倍の月40時間に拡大して実施することにしている。

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櫛田神社 博多祇園山笠を前に縁起物の準備

博多伝統の夏祭り博多祇園山笠を前に福岡市博多区の櫛田神社では縁起物の準備が大詰めを迎えている。絵馬に紐が通された。ことしの縁起物とお守りは観光客の増加を見込んで、去年より1000個ほど多い、合わせておよそ1万個を準備するということで、あすから販売される。

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(長崎局 昼のニュース)
10月開業へ工事が終盤「長崎スタジアムシティ」を公開

長崎市で建設が進められている「長崎スタジアムシティ」は、ことし10月に予定されている開業に向けて工事が終盤に入っていて、きょう、報道関係者に現場の様子が公開された。「長崎スタジアムシティ」はサッカースタジアムやバスケットの試合を行うアリーナのほか、オフィス棟や商業施設などを備えた大型の複合施設で、ジャパネットホールディングスが総事業費およそ900億円をかけて建設を進めていて、ことし10月14日に開業が予定されている。会社によると工事の進捗率は先月末時点で94.4%まで進み、きょうは報道関係者に現場の様子が公開された。このうちバスケットB1の長崎ヴェルカがホームアリーナとして使用することになっているハピネスアリーナは、およそ6000席の客席が設けられる予定で、これまでの工事で9割ほどの席の設置が完了し現在は残りの席を設置する作業が進められている。また、アリーナには大型ビジョンも設置されることになっていて、このあとことし8月までには大型の液晶パネルを設置する予定だという。

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佐世保 ハウステンボスであじさいが見頃

佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」では園内であじさいが見頃を迎えており、訪れる人を楽しませている。訪れた人達は花の様子を写真に収めたりしていた。ハウステンボスのあじさいは今月下旬まで楽しめるという。

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(山形局 昼のニュース)
米沢 県の魚 サクラマス 稚魚を放流

米沢市を流れる川で地元の小学生が県の魚「サクラマス」の稚魚2000匹を放流した。この取り組みは米沢市八幡原地区にある企業で作る団体が子どもたちに川に親しんでもらいたいと毎年行っている。地元の漁協によると、放流したサクラマスは来年の春ごろまで川で過ごしたあと海に向かい、産卵のために再び川に戻ってくるのは2年後だという。

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(宮崎局 昼のニュース)
1箱9個入りが3万円 生ライチ 初競り

マンゴーに続く高級フルーツとして栽培されている珍しい生のライチの初競りが今朝、宮崎市で行われ、一箱9個入りが3万円とこれまでで最も高い値がついた。国内で流通しているライチのほとんどは輸入の冷凍もので、生産農家で作る団体ではみずみずしい甘さや弾力のある果肉を楽しめる県産のライチを「生ライチ」としてPRしている。宮崎市中央卸売市場で行われた初競りには綾町や新富町で生産された65キログラムほどが並んだ。JAによると全国的に贈答用としての人気が高まっていて価格も上がっているという。ことしは春に雨が多かった影響で、出荷が1か月ほど遅れたものの出荷量は10.4トンとおおむね平年並みを見込んでいて、出荷は来月中旬まで続く。

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年間目標数の3分の1に 関之尾公園 1か月間で6万7000人余

ことし4月、大手アウトドア用品メーカー「スノーピーク」が運営するキャンプ場が整備された都城市の関之尾公園の来園者数が、リニューアル直後の1か月間で6万7000人余りに上り、早くも年間の目標数の3分の1に達した。市では1年間の来園者の目標をリニューアル前の2割ほど上回る19万人としているが、その3分の1を1か月で達成したことになる。園内の各施設を訪れた人数はキャンプ用品を買える店で4万8400人余り、レストランで4500人余り、キャンプサイトでおよそ1600人などとなっている。リニューアル後には地元の事業者によるキッチンカーや出店の催しも園内で開かれていて、地元経済への波及効果も期待されている。

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(高知局 昼のニュース)
土佐くろしお鉄道 「鉄道事故防止の日」で訓練

列車が倒木に接触して動けなくなったという想定で救援の列車でけん引して移動させるなどの訓練がきょう四万十市にある土佐くろしお鉄道の駅で行われた。土佐くろしお鉄道では、26年前の平成10年6月11日、現在の黒潮町で故障した列車と救援に向かった列車が衝突して乗客乗員合わせて40人がけがをした事故があり会社はこの日を「鉄道事故防止の日」と定めて毎年訓練を行っている。訓練では止まった列車の運転士が状況を連絡したあと、運転指令が倒木の撤去を手配した。倒木したあとも列車が不具合で動かないため、運転指令が救援を要請した。26年前の事故を教訓に、故障した列車の運転士が発煙筒を炊くなどして位置を知らせた。土佐くろしお鉄道・山脇深社長は「毎年この日を思い出しながら訓練を続けていくことが大事」などと話した。

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南国のフルーツ 安芸市でマンゴーの収穫盛ん

安芸市で南国のフルーツ「マンゴー」の収穫が盛んに行われている。安芸市川北甲にある岡宗信明さんの広さ35アールの農業用ハウスではマンゴーの木およそ600本を鉢植えで栽培していて、今月から収穫が始まった。収穫作業は午前8時頃~昼頃にかけて行われていて、ネットの中から1つずつ取り出していた。収穫したマンゴーは糖度を測ったうえで甘さが十分なものを選んで出荷しているという。岡宗さんのハウスのマンゴーの収穫は来月末まで行われ、近くの直販所などで販売される。

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列島リポート
原爆で消し去られた町 広島

広島に原爆が投下されてからまもなく79年。今年3月平和公園にある一本の道が出来た。ちょうどこの場所にかつてあった天神町の道を再現した。広島市の平和公園は原爆投下前は天神町を含む中島地区と呼ばれていた。川に囲まれた中島地区は交通の要衝として栄えていた。店先にはチンドン屋が足袋の宣伝で練り歩く姿や映画館もあり多くの人が生活を営んでいた。しかし爆心地に極めて近いこの町は猛烈な爆風や熱線で消え去ってしまった。道の再現に関わった広島市の職員・西田満さんは長年、中島地区に関する調査をしてきた。今回再現した道と合わせて、中島地区の営みを奪った原爆の恐ろしさを感じ取ってもらいたいと考えている。西田さん「こういう道路もあって、多くの人が生活していた。原爆は公園の上に落ちたのではない。あくまでも人々の頭上に落ちた」などと話した。被爆2世の清野久美子さんは去年、94歳で亡くなった鉄村京子さんは天神町に住んでいた。母・京子さんの家は爆心地から約300mの場所にあった。当時京子さんは仕事のため約4kmの場所で被爆したが、町に残った3人の家族を亡くした。清野さんは中島地区に住んでいた人たちのことを伝える活動をしている。清野さんは「平和公園の中は昔の町の墓だ。とても残酷なものが広島に使われたのだとしっかりと覚えとってもらいたい」などと話した。

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平和公園に関するトーク。高瀬アナが「元々公園だと思っている人がいて、そこに原爆が落とされた」などと話すと、田代アナは「実際に歩くことによって創造するものが違ってくる」などと話した。広島市は平和記念公園や原爆資料館だけでなく、園内全体を回ることで被爆の実態を肌で感じてほしいとしている。

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日めくりカレンダー
「日本列島改造論」発表

日めくりカレンダーのコーナー。昭和47(1972)年6月11日、当時の田中角栄通産大臣が総裁選を前にみずからの政策構想をまとめた「日本列島改造論」を発表した。人口と産業の大都市集中を改め列島を新幹線や高速道路で結んで全国に工業地帯を分散させ過疎に悩む地域を豊かにするという構想だった。翌月、自民党の総裁選で福田氏を破り田中内閣が発足し、日本列島改造論はベストセラーとなる。田中新総理は庶民宰相や今太閤と呼ばれ国民から高い支持率で迎えられた。しかし各地で列島改造ブームが起き地価が高騰。翌年の石油危機と相まって狂乱物価を招き列島改造への期待は失われていった。

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水俣病研究の原田正純さん 亡くなる

平成24年6月11日、公害の原点といわれる水俣病の研究に生涯を懸けた医師・原田正純さんが急性骨髄性白血病で亡くなった。77歳だった。原田さんは水俣の漁村で集団発生した脳性小児まひに似た子どもを診察し、母親の胎内で有機水銀の影響を受けた水俣病患者であることを突き止め学術誌に発表した。水銀が母親の胎盤を通ることはないとされていた当時の医学界の定説を覆し、水俣病の研究を大きく前進させた。患者への差別と闘い企業と行政の責任を厳しく追及し続け、病に倒れる直前まで診察を続け、多くの患者の心の支えとなった。

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小笠原諸島 南硫黄島「オガサワラオオコウモリ」生息確認

昭和57年6月11日、小笠原諸島の南硫黄島で行われていた国の調査で絶滅が心配されていたオガサワラオオコウモリの生息が確認された。南硫黄島は東京の南およそ1300キロにある無人の火山島である。急な崖で囲まれ、これまで本格的な調査が行われてこなかった。このときの学術調査で小笠原諸島の父島ではほとんど姿を消した、オガサワラオオコウモリが生息していることが分かった。世界でもこのあたりでしか繁殖していないクロウミツバメなど貴重な動植物も多数見つかった。その後の調査でも新種のアリやカタツムリなどが見つかり平成23年に南硫黄島は小笠原諸島として世界自然遺産に登録された。

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スタジオトーク

小笠原諸島に関するスタジオトーク。高瀬アナが「田代さんは小笠原諸島に言ったことがあると聞いた」などと話すと、田代アナは「10年ほど前に行ったがオガサワラオオコウモリには会えなかった」などと話した。お伝えした映像はNHKアーカイブスから見ることができると案内があった。

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列島ぶらり旅
発見!清流の恵み~静岡 掛川~

静岡・掛川市北部の原野谷川を上流に向けて歩く。川の全長は、およそ38キロ。天然のアユやアマゴも生息する穏やかな清流。花しょうぶなどを20種類以上の花を展示している施設の花たちを育んでいるのは原野谷川の豊かな伏流水。展示されているアジサイはおよそ200種類、その8割がここで開発された品種。アジサイ育種家・一江豊一さんが行っているのは1ミリほどの雌しべにほかのアジサイの花粉を付けるとても繊細な作業。交配を試してから新種として登録するまで10年以上かかるそう。完成形をイメージして掛け合わせるのが腕の見せどころ。

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原野谷川沿いには古くから人が住みその恵みを生かして稲作や茶作りが盛んに行われてきた。仕事を退職後に農業がしたいと集まった地元の人たち。高齢化で耕作放棄地が目立ち始めたふるさとで持ち主にかわって田んぼを耕している。すぐそばの牧場で取れた牛乳とそれを使ったプリンやソフトクリームが食べられるカフェでいただいたのはジャージー牛の牛乳。牛乳を飲んだ秋枝伶子は「生クリームを飲んでるようだけどさっぱりしてる。」などと話した。川の上流に位置するこの場所は夏も少し涼しく牛にとって暮らしやすいそう。加茂荘花鳥園のアジサイは今月中旬まで見頃が続くという。

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原野谷川掛川(静岡)
発見!清流の恵み 静岡 掛川

静岡県掛川の散歩について田代杏子は「おにぎりや牛乳が美味しそうだった。」、高瀬耕造は「紫陽花も見事だった。」などと話した。加茂荘花鳥園の紫陽花は今月中旬まで見頃が続く。

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