静岡・掛川市北部の原野谷川を上流に向けて歩く。川の全長は、およそ38キロ。天然のアユやアマゴも生息する穏やかな清流。花しょうぶなどを20種類以上の花を展示している施設の花たちを育んでいるのは原野谷川の豊かな伏流水。展示されているアジサイはおよそ200種類、その8割がここで開発された品種。アジサイ育種家・一江豊一さんが行っているのは1ミリほどの雌しべにほかのアジサイの花粉を付けるとても繊細な作業。交配を試してから新種として登録するまで10年以上かかるそう。完成形をイメージして掛け合わせるのが腕の見せどころ。
原野谷川沿いには古くから人が住みその恵みを生かして稲作や茶作りが盛んに行われてきた。仕事を退職後に農業がしたいと集まった地元の人たち。高齢化で耕作放棄地が目立ち始めたふるさとで持ち主にかわって田んぼを耕している。すぐそばの牧場で取れた牛乳とそれを使ったプリンやソフトクリームが食べられるカフェでいただいたのはジャージー牛の牛乳。牛乳を飲んだ秋枝伶子は「生クリームを飲んでるようだけどさっぱりしてる。」などと話した。川の上流に位置するこの場所は夏も少し涼しく牛にとって暮らしやすいそう。加茂荘花鳥園のアジサイは今月中旬まで見頃が続くという。
原野谷川沿いには古くから人が住みその恵みを生かして稲作や茶作りが盛んに行われてきた。仕事を退職後に農業がしたいと集まった地元の人たち。高齢化で耕作放棄地が目立ち始めたふるさとで持ち主にかわって田んぼを耕している。すぐそばの牧場で取れた牛乳とそれを使ったプリンやソフトクリームが食べられるカフェでいただいたのはジャージー牛の牛乳。牛乳を飲んだ秋枝伶子は「生クリームを飲んでるようだけどさっぱりしてる。」などと話した。川の上流に位置するこの場所は夏も少し涼しく牛にとって暮らしやすいそう。加茂荘花鳥園のアジサイは今月中旬まで見頃が続くという。