「弘前ねぷたまつり」はお囃子に合わせ武者絵や美人画などを描いた「ねぷた」と呼ばれる山車やみこしが街を練り歩く津軽地方を代表する夏祭り。ことしは再来月の8月1日から7日までの日程で66の団体が運行する予定で、まつりの開催に向け50年以上ねぷた絵の制作を続ける弘前市のねぷた絵師・三浦呑龍さんの工房では、大型の山車を彩るねぷた絵の制作が進められている。三浦さんは縦4m50cm横6mの和紙に「三国志祝融夫人猛威を奮う」という作品を描いている。三浦さんは今年7つの運行団体のねぷた絵を描き、制作は来月半ばまで続くという。