茨城・水戸市にある「特選中華蕎麦 諭吉」。1日に100人以上のお客さんが訪れるという人気店。ホタテと鶏の濃厚なスープにトリュフを合わせた1杯や、豚骨などに魚介を合わせたつけ麺が人気。麺は国産小麦をブレンドした自家製で、豊かな香りや歯切れのよい食感。店には8台分の駐車スペースがあるが、多くの客が訪れる昼時になると、目の前のコンビニに車を止める人が後を絶たないという。「特選中華蕎麦 諭吉」代表取締役・古久保諭さんは「（無断駐車に）気づいているときは声をかけさせてもらう」と話した。コンビニに車を止めた人になぜ無断駐車をしてしまうのか聞いた。目的のお店の駐車場がいっぱいで別の店や場所に車を止めるのは「あり」か「なし」かについて街頭インタビュー。高山俊吉弁護士は「コンビニ店にとっては招かれざる訪問客。来てもらいたいと思った人ではないことになる。住居侵入などを問うことが考えられる」「ラーメンを食べるためにコンビニ駐車場に車を止めた場合、少なくともその時間帯には駐車違反を論ずることになる」と話す。問題が起きているラーメン店では今後、別の駐車場を確保することを検討しているが、無断駐車が減らない場合、移転も考えているという。