ウナギの稚魚の漁獲量が年々減少している。水産庁によると、シラスウナギの採捕量は1957年は207tの稚魚が取れていたが、2023年は5.6tまで減少しウナギの価格も高騰している。こうした中、水産庁はウナギを卵から養殖する研究を行い、今回生産コストを大幅に下げることに成功した。2016年度は1匹あたり約4万円だったが現在は1匹あたり約1800円と20分の1以下までに下げることに成功したという。一方で天然物のウナギと比べると4倍ほどのコストがかかるため、水産庁は技術開発を進めるとしている。
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