母親と3人の子どもに現れた高熱、やけどのような手足の症状。複数の赤い発疹などが見られる「手足口病」とは口の中、手のひら、足の裏などに発疹や水疱ができ、発熱する場合もある感染症。毎年夏ごろ子どもを中心に発生し7月下旬に流行のピークを迎えるというが、今月は早くも群馬県、大分県、鹿児島県などで警報が発令され、群馬県では5/13週の発生件数が前週比約2倍となるなど過去10年で最も早い発令となった。飛沫や接触で感染する「手足口病」。家族が感染したという一家に話を聞いた。子どもから大人が感染し症状が重くなったというケースも。このウイルスはアルコールが効きにくいといわれていて、石鹸などでの手洗いなどで物理的にウイルスを除去することが重要。タオルの共用も避けるなど感染予防も大切だという。