「カーシェアリング」の協定を結んだのは、滑川市と自動車販売会社でカーシェアリングの会社を系列に持つ「トヨタモビリティ富山」「あいの風とやま鉄道」。きょうは市役所で滑川市の水野達夫市長とそれぞれの会社の社長の3人が出席し、市内の2つの駅前にカーシェアリングの拠点を設け、1年間実証実験を行うことなどを盛り込んだ協定書などを取り交わした。締結式のあと出席者は実証実験の拠点となるあいの風とやま鉄道・滑川駅に移り、操作方法などを確認していた。市では駅に着いたあと観光地などへのアクセスがタクシーなどに限られる他、車を所有しない移住者の移動手段が少ないことが課題となっており、カーシェアリングを推進することでこうした状況を改善したいとしている。このカーシェアリングは利用したい人がスマホのアプリを使って予約したり使いたい車の鍵を開けたりすることが出来るという。