熊本地震から15日後、誕生日を迎えたのは熊本・氷川町の古賀美愛ちゃん(4)。震度7を観測した氷川町。家族4人で暮らす美愛ちゃんの自宅は半壊。車中泊を余儀なくされ、誕生日ケーキは諦めざるを得ない状況だった。それでもお父さんが隣町で一店舗だけ営業しているケーキ屋さんをなんとか見つけ出し買ってきた。地震直後は余震の恐怖からなかなかお母さんのそばを離れなかった美愛ちゃん。そんな美愛ちゃんに変化が見え始めたのが、災害拠点の護念寺に通い始めてからだった。そこで過ごした1ヶ月で驚くことが。妹・瑠愛ちゃんの似顔絵を囲むように大きく書かれた大好きの文字。避難生活で見せた成長の証。美愛ちゃんの心を開いていくれたのは護念寺出であったお姉ちゃんたち。地震から23日後、お寺で開かれた夏まつり。地震で奪われた夏休み。そんな中で紡いだ子どもたちの新しい絆。
護念寺ではこの夏、沢山のイベントが開かれた。ゲームをしたり、みんなでご飯を食べたり、お寺にはいつも多くの子どもたちの笑顔があった。しかし、幼いながらも現実と向き合おうとする子どもたち。熊本・氷川町の森田翔陽くん(11)もその1人。いつも年下の子たちの面倒を見ている翔陽くんは、天真爛漫なムードメーカー。みんなの前ではいつも元気いっぱいの翔陽くんだが、地震の恐怖からか自宅を前にすると、思わず座り込んでしまった。自宅は中規模半壊。お風呂場に亀裂が入るなど住む床ができず、家族と避難所で暮らしている。それでももうすぐ始業式を迎える翔陽くんには心残りがあった。夏休みの宿題の絵日記にどうしても描きたいものがあった。護念寺で過ごした夏をなにか形に残したい。この日、住職が1枚の白い紙を用意してくれた。すると翔陽くんが勢いよく描き始めたのはスイカ割りの絵。つらい地震の記憶をちょっとだけ忘れさせてくれた護念寺。絵日記に描いたのは彼らが懸命に駆け抜けた夏の思い出だった。
護念寺ではこの夏、沢山のイベントが開かれた。ゲームをしたり、みんなでご飯を食べたり、お寺にはいつも多くの子どもたちの笑顔があった。しかし、幼いながらも現実と向き合おうとする子どもたち。熊本・氷川町の森田翔陽くん(11)もその1人。いつも年下の子たちの面倒を見ている翔陽くんは、天真爛漫なムードメーカー。みんなの前ではいつも元気いっぱいの翔陽くんだが、地震の恐怖からか自宅を前にすると、思わず座り込んでしまった。自宅は中規模半壊。お風呂場に亀裂が入るなど住む床ができず、家族と避難所で暮らしている。それでももうすぐ始業式を迎える翔陽くんには心残りがあった。夏休みの宿題の絵日記にどうしても描きたいものがあった。護念寺で過ごした夏をなにか形に残したい。この日、住職が1枚の白い紙を用意してくれた。すると翔陽くんが勢いよく描き始めたのはスイカ割りの絵。つらい地震の記憶をちょっとだけ忘れさせてくれた護念寺。絵日記に描いたのは彼らが懸命に駆け抜けた夏の思い出だった。
