日経平均株価は、バブル崩壊後長く低迷していたが、アベノミクスなどを経て去年初の4万円台、今月27日には初の5万円台となった。第一生命経済研究所の永濱利廣氏は「生成AI企業の業績が良かったことや、日米の関税協議で合意した80兆円規模の対米投資に、日本企業のみならず欧米の投資家たちが日本株を買いに動いた。今後はアメリカ経済やトランプ関税の影響でスピード調整が入り、年末までには落ち着くだろう」と分析している。日本銀行は、昨日から2日間、金融政策決定会合を開催しているが、今回の利上げを見送るという見方が広まっている。アメリカのベッセント財務長官は、日銀に利上げを迫る主張を繰り返し、日銀と政府の距離感に注文をつけているという。スタジオで中室さんは「高すぎるというのはあるかもしれませんね、高市政権への期待が高まり過ぎかもしれません。高市さんは、総裁選から今に至るまで発言の修正があって、徐々に現実路線にシフトしているところなども含めて見ていかないといけないかもしれない」などと話した。
			
