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きょうの募集テーマは、「高市新内閣本格始動、注目大臣の政策で気になること」だ。
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高市総理はきのう、ブルーのドレス姿で、副大臣・政務官と写真撮影に臨んだ。任命した54人の中には、自民党派閥の裏金事件に関係した議員7人が含まれている。元農水省職員の鈴木憲和農水相はきのう、小泉進次郎前農水相から引き継ぎを受けた。鈴木農水相の選挙区は米どころ・山形県。まずは、コメ対策に力を入れるとし、石破政権時代のコメ増産の方針については、需要に応じた生産が原理原則だとした。初入閣で、8つの役職を任されたのは、高市内閣最年少の小野田紀美新経済安保相。新設された外国人共生担当相も務める。小野田経済安保相は、排外主義に陥ることなく、政府一体となって総合的な検討をしていきたいなどとした。クールジャパン戦略については、ゲームやアニメなどの日本のコンテンツは世界的な人気を博していて、知日派・親日派の育成にもつながっている、世界平和にも貢献しているなどとした。片山さつき新財務大臣は、東大卒業後、1982年に旧大蔵省に入省し、出世コースとされる役職を歴任。2005年に、小泉チルドレンとして初当選した。片山財務相は、高市総理から最優先と指示されたのは物価高対策とし、冬の電気・ガス代の支援などを挙げ、スピード感と確実感が重要だとした。
高市新政権始動、各大臣の政策は?片山さつき財務相は、物価高対策について「ガソリン暫定税率の廃止などスピード感を持って確実に進める」、食品消費税2年間ゼロ%について「“手取り増”が重要、あらゆる可能性を否定するわけではない」などと発言。ガソリン暫定税率はもともと3党合意があり年内にやることを目指していたが、実際には手続きなど国会が始まるのも遅かったため、自民党は正式に始まるのは来年2月になるという。そこまでの経過措置として、11月くらいから補助的な支援を始めるという。小良品の消費税減税と年収の壁見直しに関しては、実現までに時間がかかるという。専門家によると、積極財政は物価高対策だけにお金をかけるわけではなく、成長分野への投資で国内の供給力をアップさせることだという。また、消費税減税は麻生氏ら執行部の意向で実現は難しいという見解もある。今回自民と維新が連立を組むことになったので、国民民主党が入らなくてもある程度法案などが通る形になってくると、国民民主党が言う178万円まですぐにやろうというモチベーションがすでに自民党の中にあまりないという状況。財源の話や消費減税についてはかなり財務省も抵抗があるので、なかなかすぐに消費減税導入とはできないという。積極財政でアベノミクスに近いことをやろうとすると、日銀と逆の方向になるため、高市氏が色を出してくるのではという。
就任会見で鈴木憲和新農水相は、「農は国の基なり。入省した20年前研修でお世話になった生産者の方に言われた言葉が刺さった。需要に応じた生産が何よりも原則であり基本」などと述べた。
コメ政策について、鈴木憲和農水相はきのうの就任会見で、農林水産省が価格にコミットすることは政府という立場もあってすべきではないとした。コメ増産の見直しなのか問われると、見直すと捉えるのであれば見直しになると思うと答えた。小泉進次郎前農水相はこれまで、あまりに高いコメの高騰を食い止めたいとしていた。おとといの退任会見では、需要に応じて増産する農政に舵を切ったなどと述べていた。専門家によると、鈴木大臣は農業に精通しているから、農家に寄り添った政策に期待だという。全国のスーパーのコメ5kgあたりの平均価格は4142円で、去年の同時期より767円高い。専門家は、いまの価格が上限で、ここからは先は下がっていくとの見通しを示した。松山は、急激に減反することはないが、増産の方針を修正していく可能性はある、小泉氏は米価を下げるために、消費者目線で対策を講じてきたが、地元は山形で、農水省出身の鈴木大臣は、生産農家目線で政策を進めていこうとしている、従来の農政に若干戻る部分があるなどと話した。対米交渉について、松山は、28日に予定されているトランプ大統領との首脳会談が試金石になる、日米関税協議は一旦まとまったが、アメリカ側がそれ以上のことを要求してくる可能性はある、高市総理が臨機応変に対応できるかどうかが注目だなどと話した。
小野田紀美経済安保相は、きのうの就任会見で、担当する外国人政策について、排外主義に陥ってはいけないが、現行制度・政策の見直しを含めた様々な課題について、関係機関と連携し、政府一体となって総合的な検討を進めたいなどとした。考えられる政策のひとつが、外国人の不動産取得の規制強化。アメリカでは、州によって、農地や軍事基地などにおいて、中国やロシアなどの特定の国による土地購入を禁止している。オーストラリアでは、一般の不動産なども購入制限があり、政府の承認が必要となっている。松山は、安全保障にかかわる土地の購入については、すでに一定の規制があるが、実行力は低いと言われている、安全保障面でのリスクを考慮し、高市政権では規制強化する可能性がある、外国人がマンションなどを投機目的で購入し、値段を釣り上げているという指摘もある、連立を組む維新は、日本に入ってくる外国人の総量規制も訴えている、維新の主張も含め、自民党としてどのように折り合いをつけるかもひとつの焦点だなどと話した。峯村は、都内23区のマンションの平均価格が1億円を超えた、投機目的の購入による影響が否めない、オーストラリアでは、住んでいない外国人が中古住宅を購入することが禁止された、日本でも、住める家を確保するための対策を急ぐべきだなどと話した。日米外交について、松山は、トランプ大統領は、主張の強い女性のトップを好むと言われる、その意味で、高市総理とケミストリーが合うのではないかという意見は出ているなどと話した。峯村は、トランプ大統領は高市総理に対して好印象を持っていて、高市総理が安倍元首相に近いことと、日本人ファーストを掲げる保守であることから、会談には期待しているというなどと話した。松山は、アメリカ・共和党関係者の話として、次の日本の総理はとにかく長くやってほしい、長くやらないと、トランプ大統領は信用しないなどとし、トランプ大統領に名前を出してもらえるくらい長い付き合いをやっていかないといけないなどと話した。高市政権について、松山は、スピード感にこだわる政権、掲げた政策を着実に実行できるかどうか、高市総理も、結果を出したいと繰り返し強調しているから、期待したいなどと話した。
東京都心はこの2日間で一気に冷え込み、最高気温が25℃以上あった先週土曜と比べると10℃以上下がった。高崎市の鼻高展望花の丘では、コスモスとヒマワリが見頃を迎えていた。今年の紅葉にも変化が起きている。天達武史は「10年に一度の美しさ。台風が一度も来てないので葉が綺麗で寒暖差が大きい。」などと話した。長野県小谷村の栂池自然園では、今週末までロープウェイから紅葉が楽しめる。群馬県の赤城大沼では例年に比べて一週間程遅いものの、周囲の山が赤や黄色に色づいていた。群馬県の赤城大沼では、今年は湖底が剥き出しになっているため、近くで紅葉を楽しむことができる。
きょう、富士山で初冠雪が観測された。北極から作り出される寒気が日本を中心に流れ込んできている。この影響で紅葉が見頃を迎えている。栃木県の姥ヶ平では去年に比べて今年は全体的に色が鮮やかに付いている。那須町観光協会によるとロープウェイから見るのがおすすめ。今年の特徴について気候変動適応センターの小出大氏によると「今年は猛暑の期間が長く、寒くなるタイミングが例年より遅かったため、紅葉する時期が遅くなっている可能性がある」などと説明。
先月19日に火災が起きた林家ペー・パー子さんの自宅マンションにサン!シャインが取材に入った。現在も当時のままとなっていて天井は焼け落ち壁は黒く焦げていた。室内には焼けたギターケースや電子レンジ、2人が撮った写真のアルバムなども残されていた。結婚生活53年芸能界きっての名物夫婦林家ペー(88)と林家パー子(77)、東京北区の5階建て自宅マンションの3階の自宅はほぼ全焼した。当時1人自宅にいたパー子さんは煙を吸って救急搬送されたが命に別条はなかった。高齢になり住み慣れた家を失って1カ月、ぺーさんは火災保険に入っていなかったといい取材では火災に見舞われた家族が直面する厳しい現実が見えた。
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林家ペーさん夫婦の自宅が全焼する火事から1カ月が経った。ぺーさんによるとマンションはパー子さんが他界した兄から相続したもので火災保険に入っていなかったという。ぺーさんは「そこに気付かなかったことが今回の大変さ、パー子と兄貴コミュニケーションもなかったしね」とした。現在は近くの借家に移り住んでいるという。貯金はほぼないといい、また代名詞の撮りだめていた芸能人との写真もほとんど失ったということ。焼け残った写真の中には武田鉄矢さんやカズレーザーさん、安藤なつさんと映ったものが発見された。今週月曜には同じ林家一門の林家たい平さんが企画したぺーさんパー子さんを応援するチャリティー公演がんばれ!ペー・パー子 有志応援団の集い in 浅草が行われた。会場前では多くのファンが声をかけ、遠方からや見舞金を手に駆けつけた人もいた。公演は満員御礼、桂米助や林家木久蔵らも登場し大トリとして林家ペー・パー子が奇跡的に焼け残った舞台衣装で登場した。仲間とファンの支えを背に舞台に立ち続けるペー・パー子さんは「あと10年20年100歳までのつもりですよ動く限り。頑張ってマンションの他の方に迷惑かけた賠償も解決して一刻も早く」などと話した。
国内には未来のノーベル賞候補がいる。今回密着したのは武部貴則教授。iPS細胞から臓器をつくる世界に先駆ける最先端の研究とは。
未来のノーベル賞候補、武部貴則教授。26歳で世界で初めてiPS細胞から「肝臓の芽」を作製・発表した。31歳では日本史上最年少で2つの大学の教授となった。
武部貴則教授は東京科学大学など3つの大学で教授を務めている。アメリカで3人の研究者とオルガノイドセンターというミニ臓器センターのようなものを2017年に立ち上げ、副センター長という立場でセンターをリードしているという。日米間を行き来する多忙な日々。武部貴則教授が現在行っている研究がiPS細胞から臓器をつくる未来の医療。武部教授は、iPS細胞に複数の細胞をあわせることで新生児程度のミニ肝臓をつくることに成功。これにより将来、肝臓病患者への移植が期待される。移植や再生医療分野で成果を上げている武部教授。研究者としてのスタートは横浜市立大学の医学生だった頃。iPS細胞に興味を持った武部教授は肝臓の研究を希望するも、許可されたのは軟骨の研究だったという。そこで成果を出し、念願の肝臓の研究に取り組めるようになったという。転機となったのは、助手として初めてヒトのiPS細胞から臓器をつくることに成功したこと。今のミニ肝臓の元になる発見だった。これはNatureにも取り上げられ、世界から注目される存在となった。医者ではなく、研究者の道を選んだ理由について、イメージとのギャップがあったためと話す。
令和県民ヘン県GP、この世界は1ダフルの番組宣伝。
秒速5センチメートルの告知。
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世界で初めてヒトのiPS細胞からミニ肝臓をつくり出すことに成功し再生医療分野で世界的に活躍する武部貴則教授。研究者の道を志した理由について「治せない病気を治せないと決めることがある意味今のお医者さんの仕事。それはイメージと違った。治せないということに直面した時に何か1つでも前に出ることを考えてあげられるようなお医者さんになりたいと思ったので、それは研究者しかないと卒業してわかった」などと話した。再生医療分野で活躍する武部教授のもう1つの目標は100億人が100億通りの自己実現ができる世界ができたらいいと話した。
“ミニ肝臓”を作成し再生医療に挑む38歳、東京科学大学・武部貴則教授。今後はすべての人工臓器への応用が期待できる。この分野はこれまでは臓器別で研究されていたが、横断的な研究に移行しつつあるとのこと。
武部貴則教授は現在、東京科学大学等に所属している。武部教授は『多くの哺乳類がお尻から呼吸する能力がある事を発見した』として、去年9月、イグ・ノーベル賞を受賞した。