在留外国人が去年過去最多を更新した。日本語指導が必要な児童が急増している。東京・江戸川区にある清新ふたば小学校。全校児童510人のうち106人が外国にルーツを持つ多国籍の公立小学校。在留インド人の人口が全国最多でリトル・インディアと呼ばれる江戸川区。他にもアメリカ、ネパール、フィリピンなど10の国と地域にルーツを持つ子どもたちが学んでいる。幼い頃から異文化に触れ、英語を身近に感じるメリットがある一方、多国籍ならではの独特の光景も見られる。1クラス7人が外国ルーツの教室では授業についていけない子供たちに日本語指導の教師がついていた。この小学校では少人数で日本語の指導を行う日本語学級を設置。区内では日本語学級設置校が4校しかないため、他の小学校に通う児童も受け入れている。4年生の中国籍の男の子は学校所有の簡易翻訳機を介して教師とコミュニケーションを取っている。4人の先生が指導にあたるほか、中国語などを話せる外部講師4人が学校を支えている。一方、多国籍児童が様々なエリアに散在する現状では課題もある。自治体からは外部講師を招く予算が割り当てられているが、募集に対して人数が集まらないのが現状。ほかの教材を優先せざるを得ないため、翻訳機などに予算を十分にまわせないという。現在、全国の公立学校に通う外国籍の児童は約13万人。(文科省)。日本語指導が必要な子どもは10年で約2倍になっている。SNSでは「自治体や学校任せではなく国が支援の仕組みを整えるべき」「通常の授業に影響は出ないの?」などの声が上がっている。
