新木場駅前に、12人の参加者が集まった。案内人は片手袋歴15年の石井公二さん。石井さんはこれまでに約6000枚を撮影し分析し、研究成果を本にまとめている。コースは湾岸道路沿いの往復8キロ。開始5分で発見。見つけた人には特製片手袋シールが授与される。この界隈は物流の中心地で、トラックの荷台などから落ちた片手袋が通年で見られるという。石井さんは片手袋を6つに分類していて、落ちているのはどれに当てはまるか確認していく。ツアーの醍醐味は、落ちたストーリーをみんなで考えること。この日20個以上の片手袋を発見した。