海の日に合わせ、海運大手・商船三井は自動車運搬船の内部を公開した。全長約200メートル、高さ約50メートル、最大約7000台の車を一度に積み込める。見学会では横10cm・前後30cm間隔で自動車を積み込む作業を実演。商船三井は世界で自動車を運搬する船を約100隻往来させている。アメリカの関税措置の影響について、商船三井・安部常務執行役員は「荷量の大きな影響は感じていない」とコメント。今後関税交渉が長引き仮にアメリカ向けの自動車運搬が減少した場合でも、他の地域に船を振り向けるなどして臨機応変に対応し影響を回避していきたいとしている。
