多い日だと3キロほど米を使用するというステーキ店ハックルベリィでは、仕入れ値がおととしから上昇し一時2倍以上に上がった。今年に入ると久々に仕入れ値が下がったという。しかし全国のスーパーで販売されたコメの平均価格は5キロ4188円と高止まり。都内のスーパーでは4500円台が中心となっている。なぜ安く出来ないのかは、卸売会社からの仕入れ値が今も高い水準のままのため赤字覚悟でないと安く売る事ができないという。ただ土日だけは客離れを防ぐため税抜き3000円台でも提供している。群馬県で卸売業も営む生産者は、雪解け水で栽培したコシヒカリとして付加価値を付け比較的高い値段で販売している。倉庫の中を見せてもらうと至る所に去年収穫されたコシヒカリなどが高く積まれていた。金井農園の金井繁行さんは、小売店からの注文が減っているので比較的今年は在庫が多いと話した。理由については、5キロ4500円とか5000円だとお客様の立場ではちょっと手が出ないと話した。農水省によるとこうした余剰在庫は他の大手卸売業者でも起きているという。しかし業者は値崩れを恐れ価格を下げられない状況が続いている。下がる兆しについて小売店では3000円台の壁は高そうという見立て。卸売業者では3月に下がるのではないかとしている。日本国際学園大学の荒幡克己教授は、低温倉庫に貯蔵するのはcostがかさむので3月以降なんとか売りさばきたい、コメの移動費用を避けるためや決算期までに売り切りたい狙いから3月をすぎると値下がりするのではとしている。
