今月13日まで京都で池坊最大の生花展「旧七夕会池坊全国華道展」が開かれていて世界中から熟練の先生らが集まり900品の花が展示されたということ。江戸時代前期の後水尾天皇が生花に傾倒し花展を開き先祖の池坊専好が行ったゆかりがあり許しを得て現在まで繋がっているということ。花洛細見図では七夕に手向ける花が生けられ多くの人が訪れる京都の年中行事だったことが記されている。今年の展示では時期家元の池坊専好さんの生花にも注目が集まった。自宅で立ち枯れた楓の木と生きたコスモスを合わせ生と死の命の循環を表したということ。もう1つの作品は生花で環境との関係、余白を生かした作品だった。