2019年に白血病を公表した競泳の池江璃花子(24歳)が、正常な機能が回復した状態を指す「完全寛解」を迎えたことを報告した。池江璃花子は、自身のSNSで「退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると、病気であったことを忘れる事も多かったです。今でもとても長い5年間だったなと感じています」と振り返った。そして、復帰後2度の五輪にも出場した競技について、「泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、むなしさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います」と記し、医療関係者や家族などに対し、「改めて本当にありがとうございます」と感謝の言葉で締めくくった。