撮影4日目。午前10時半ごろ(撮影終了1時間半前)、漫画雑誌を持ち込む1人の女性に出会った。名探偵コナンの安室というキャラクターに関するもので、あまり読み返す時間もないため、断捨離も兼ねて売ることにしたという。女性は薬剤師の資格取得を目指し、アルバイトを掛け持ちして学費を稼いでいる。女性は薬科大学を出ているが、在学中は母親が亡くなるなどメンタルが不安定になってしまって、資格を取得できずにいた。そんな中、キャラクターに励まされてきたが、一区切りついたので売る決心をしたとのこと。遠回りでも、自分の後悔しない道を選択していく。大切なものは手放したが、大切な思いはこの先も心の中にあり続ける。外にはゲームキャラクターが歌う音楽アルバムの広告看板を撮る女性がいた。これを撮るために埼玉から来たのだという。買い取りカウンターには、複数持っている同じグッズを売りに来た男性がいた。作品が終わらないように、多めにグッズを買って貢献しているが、生活すべてを作品に投げるようなことにはならないように、用法用量を守って行っているとのこと。