パリパラリンピック・車いすラグビーで日本が史上初の金メダルを獲得。この試合で躍動したのはチーム最年少、22歳の橋本勝也。最多の19得点を挙げ金メダル獲得に大きく貢献した。過去2大会連続銅メダルの日本。決勝に立ちはだかったのは世界ランキングが格上の米国。車いすラグビーは1チーム4人で戦う。長年、チームを支えるのは44歳、キャプテンの池透暢と46歳、日本のエース池崎大輔のイケイケコンビ。決勝でもこのホットラインでトライを決める。窮地を救ったのはチーム最年少、22歳の新エース橋本勝也。厳しいマークに遭うがチーム最多の19トライを挙げた。生まれつき手足に障がいがある橋本。両手の指は2本ずつしかなく3歳で太ももから下を切断し車いす生活に。自慢は鍛え上げた体幹の強さ。金メダルを目指して週の半分は自宅のある福島県から3時間以上離れた東京で練習している。大変な移動をする理由の一つが池崎だった。そしてたどりついた決勝の舞台。池崎がチームをまとめ上げ橋本が躍動。5戦全勝で金メダルに輝いた。