気象予報士・今村涼子の解説。今年の梅雨は「短・強・広・警」で、短強の部分は既に沖縄の梅雨に現れている。きのう沖縄県では梅雨明けをし、沖縄は平年だと梅雨の期間は42日間だが、今年は梅雨入りが遅れたため期間としては30日だった。梅雨期間中の雨量は多くなり、平年は200mmから300mmだが今年は2倍から3倍以上となっている。短強広警の広警の部分は週末に特徴として現れていた。きょう関東甲信では梅雨入りとなったが、週末は東北など一気に梅雨入りに入る可能性がある。一気に梅雨入りして早々、週末は大雨の恐れが出てきている。日曜日までの予想雨量は西日本から東日本を中心に大雨となる予想で東北まで纏まった雨になる予報が出ている。広い範囲で週末に雨の影響が出てくる可能性があり、警戒が必要だという。