河合弁護士の驚きの解決策とは?不動産会社ではなく銀行を相手にする!怪しい不動産投資は不動産屋と銀行が結託して仕掛けているという。河合弁護士が指摘したのは会社員には大きすぎる融資額。そのからくりはスマートライフ社がオーナーから受け取ったローン申し込み書を改ざん。融資額を高めるため貯金額を勝手に3ケタも4ケタも増やして書き換えていた。銀行は改ざんを知った上で多額の融資を承認。成績を上げたい銀行、お金が欲しい不動産会社が結託し、本来ならあり得ない不正な融資が次から次に通っていた。銀行の不正を暴く!そう決めると動きは早かった。河合弁護士は被害者の弁護人として銀行側とねばり強く交渉。皐介は被害者団体を作り、銀行へのデモ活動を決行。さらにオーナーたちで銀行の株を買い上げ株主総会へ乗り込んだ!その闘争期間は2年以上。2020年3月25日、ついに銀行が不正融資を認め謝罪。約1000人に1600億円が賠償されることとなった。現在、投資詐欺被害者の救済支援を行う冨谷さんは「みなさんにお伝えしたいのは物件を選ぶだけじゃなく、人間を選んでいただきたい。不動産業者を見極めることが大事。この不動産業者がどういう評価を他の人からもらっているかをきっちり見た方がいい。万が一間違っちゃうと大変。地獄から戻るのは容易じゃない。ぜひ慎重に」などと述べた。
