メンカウラー王のピラミッドの参道ではスフィンクスの後ろ姿をチェックできる。さらに進むと休憩中のラクダや遠足に来ていた地元の子どもたちと遭遇した。土産物店もあったが、2時間の旅では立ち寄る暇はなかった。舗装された道が見え、左に曲がると「河岸神殿」に到着。昔はナイル川の氾濫で水が流れ、船が行き来していたという。中に入ると赤色花崗岩を使った大きな壁に囲まれていた。埋葬される前のファラオのミイラが安置されていたともいわれる。ミイラの作り方を紹介した。脳・臓器を取り出し、心臓は体内に残す。ナトロン(乾燥剤)を体内に詰め全身を覆い、乾燥するまで安置する。包帯を全身に巻いて棺に収める。