自民党総裁選挙の告示まで10日余。立候補を表明している石破元幹事長は先週選挙対策本部を立ち上げ、政策などの詰めの調整を進めている。河野デジタル大臣は麻生派の幹部らに支援を求め、公約の一部をホームページなどで発信している。小林鷹之氏は知名度の向上が課題だとして、党員への支持拡大も念頭に各地で視察や講演などを重ねている。林官房長官があさってにも、茂木幹事長が4日にもそれぞれ立候補を表明することにしている。小泉進次郎氏は6日。、高市経済安全保障担当大臣は9日にそれぞれ記者会見を開くことを発表している。加藤元官房長官、上川外務大臣は告示までの表明を目指し推薦人の確保などに取り組んでいる。齋藤経済産業大臣、野田聖子氏、青山繁晴氏も立候補に意欲を示している。立憲民主党の代表選挙は、これまでに枝野前代表と野田元総理大臣の2人が立候補を表明している。泉代表、江田元代表代行、吉田晴美氏の3人の陣営の間では、告示を前に候補者調整の動きが活発になる見通し。