自民党総裁選挙への出馬を表明している河野デジタル大臣と茂木幹事長が、相次いで政策発表の記者会見を開いた。河野氏は公約の1つとして、デジタルセーフティーネット構想を打ち出し「企業などが行う年末調整を廃止し、全ての納税者に確定申告をしてもらう」とした。女性議員の登用について「地方議会の選挙で3分の1は自民党や保守系の候補として、女性を擁立することから始める」と述べた。一方、茂木氏は「日本列島再改造」を掲げ、半導体やデータセンターの地方立地などを進めるとした。女性活躍の推進のため「3年以内に全ての障壁を撤廃する」と述べた。「増税ゼロ」政策の推進については「これまで進めてきた政策と矛盾はない、一貫している」と強調した。