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「沼袋(東京)」 のテレビ露出情報

東京都中野区沼袋にある「スーパーマツモト」が2023年12月16日をもって閉店する。スーパーマツモトは2代目店主の松本春雄さんが大黒柱の家族で営む、創業70年以上の老舗だ。惣菜コーナーは奥さんのエイ子さん、接客は娘の京子さん、典子さん、京子さんの娘の帆乃夏さんが中心となって営業を続けてきた。店は昭和22年に乾物屋さんとして開店したが、駅前の再開発に伴う道路拡張工事を機に閉店を決意した。閉店9日前、スタッフは常連さんがお店の思い出を撮るための「常連さんカメラ」を設置し、常連さんだけが知る店の魅力を撮影してもらった。常連さんに人気のお惣菜は、50年以上エイ子さんが毎朝手作りしていて、午前中には完売することもあるそう。家庭的で飽きない味だと常連さんは言う。閉店6日前からは松本さん一家にもカメラを渡し、最終日までの様子を撮影してもらった。閉店前日には、最終日に常連さんに配るメッセージカードを帆乃夏さんが書いていた。
そして最終日、家族で作った感謝のメッセージカードを手渡しする。オープンと同時に多くの常連さんが来店し閉店を惜しんだ。寄せ書きコーナーでは、常連さん達によって寄せ書きや花などが贈られていた。オープンから3時間半経った1時すぎにはほぼすべての商品が完売した。「欲しい物無いけど買っちゃった」というお客が多かったという。帆乃夏さんから春雄さんへ花を贈るサプライズもあった。春雄さんは商品が無くても会いに来る常連さんのため営業を続けた。兵庫にいる元常連さんとビデオ通話で閉店の様子を見せる常連さんもいた。閉店32分前、最後のお客さんとして店向かいのリサイクルショップの店主が来店。最後に売れたのは値段間違いで売れ残った鶏肉だった。そして閉店時間。閉店の瞬間を常連さんたちも見守った。

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