危険運転致死傷罪を巡っては適用要件があいまいだとの指摘がある他、去年11月、法務省の有識者会議が処罰の対象となる飲酒運転などを一律に判断できる数値基準を設けることも考えられるなどとした報告書をまとめている。法務省は、来月にも適用要件を見直す法改正の検討を法制審議会に諮問する方向で調整しているとし、危険運転致死傷罪の適用要件がどこまで明確になるかが焦点だという。鈴木法務大臣は、法制審議会から答申を受け取りしだい国会への提出を目指し法律の改正案の策定を進める考えだとしている。
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