経済アナリストの馬渕さんが新紙幣について解説。新紙幣には3Dホログラムが採用され、ユニバーサルデザインで目の不自由な人にもわかりやすい形になっている。キャッシュレス決済の比率は10年で3倍に増え、政府は2025年までに4割程度にしたいとしている。広く流通する紙幣としては今回が最後の新紙幣になるのではないかとも言われている。馬渕さんは、キャッシュレスの普及や投資ブーム、ポイント経済圏拡大などの影響で現金の需要が減ると今回が最後になるかもしれないと話した。世界各地では中央銀行デジタル通貨の検討が進んでいる。中国がデジタル人民元の実証実験を行ったりインドがeルピーを試験導入したりと、デジタル通貨でドル派遣に挑戦する動きもみられる。安部はクレジットカードの手数料が日本は3~4%とられる、小売店や飲食店は現金が嬉しい、もし国がデジタル通貨を出せば手数料なしにできるので事業者にはありがたい話と指摘した。馬渕さんはデジタル円導入の課題はセキュリティーの整備、プライバシーの問題も議論しなければいけないと話した。デジタル通貨を導入した場合は公的な給付などがピンポイントかつ適正に行うことが出来るメリットがある。韓国ではキャッシュレス決済の人に所得控除を行うなどの後押しがされた。