五所川原市にある津軽金山焼の工房では、毎年この時期に風鈴作りを行い、完成した風鈴を屋外テントに吊るして飾る風鈴街道が夏の風物詩。工房では焼き上がった風鈴に飾り付けをする作業が進められていて、今年はねぷたの技法を取り入れた和紙を使った新たなデザインの風鈴を制作。「五所川原立佞武多」の山車を手掛けた忠汰さんが塗料や溶かしたロウで模様を描いた「いろ紙」という和紙を使用。作業にあたるスタッフはいろ紙を丸く切り取り、風鈴に空けられた穴に合わせて貼り付けたり、短冊にして取り付けたりしていた。風鈴は来月19日に始まる工房での夏祭りに合わせ約250個作られる。