- 出演者
- 田代杏子 鹿島綾乃 坂下恵理
京都・左京区の天気の様子と、全国のの天気予報を伝えた。
五所川原市にある津軽金山焼の工房では、毎年この時期に風鈴作りを行い、完成した風鈴を屋外テントに吊るして飾る風鈴街道が夏の風物詩。工房では焼き上がった風鈴に飾り付けをする作業が進められていて、今年はねぷたの技法を取り入れた和紙を使った新たなデザインの風鈴を制作。「五所川原立佞武多」の山車を手掛けた忠汰さんが塗料や溶かしたロウで模様を描いた「いろ紙」という和紙を使用。作業にあたるスタッフはいろ紙を丸く切り取り、風鈴に空けられた穴に合わせて貼り付けたり、短冊にして取り付けたりしていた。風鈴は来月19日に始まる工房での夏祭りに合わせ約250個作られる。
七戸町にある東八甲田ローズカントリーで、約120品種6,000株のバラが見頃を迎えている。今年は春に気温が低い日が続いたため、バラは例年より1週間遅く咲き始め、今月20日頃に満開となった。ピンクパンサーやロートマックスグラフなどの珍しい品種も咲き誇り、訪れた人の目を楽しませた。東八甲田ローズカントリーでは来月上旬まで、満開のバラの見頃が続き、その後も数は減るが新しいバラが咲き続け、11月頃まで鑑賞できる。
きょう、来月13日に初日を迎える大相撲名古屋場所の番付発表があった。大関として2場所連続優勝を果たした大の里は、第75代横綱に昇進し、西の横綱に座った。番付には約4年ぶりに2人の横綱が並んだ。大の里は令和3年秋場所の照ノ富士以来、4年ぶりとなる新横綱での優勝を目指す。
大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した大阪北部地震から今月18日で7年となる。この地震では6人が犠牲となり、うち3人は転倒した家具や家具から落ちてきた本などの下敷きになったことが原因で亡くなっている。3年前の国の調査では、「家具・家電を固定している」と答えた人は35.9%にとどまっている。固定が進まない理由として、「わかっているが自分ではその作業ができないと思う」や「固定の方法がわからない」「家具や壁などに傷をつけるから」などがある。拓殖大学の白石教授は、家を作るときに壁に家具を固定する場所をわかりやすくするデザインを提案している。住んでる人たちだけでなく、住宅業界や家具業界も一体となって対策を進める必要があるとしている。
きょうはJR北海道の綿貫泰之社長が北海道運輸局を訪れ、井上健二局長に具体的な改善処置を報告した。今回の改善措置でJRはあす付けで本社内に社長直轄の「安全監査室」を新設し、安全に関するルールの遵守状況などを独立した立場でチェックするなどとしている。JR北海道に対しては国土交通省が継続的・集中的に保安監査を行う「強化型保安監査体制」を適用しているが、乗客がけがをするなどの事案が相次いでいることから今回の改善措置により利用者から信頼を得られるかが焦点となる。
中国の税関総署は昨夜、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出を受けて一昨年8月から停止してきた日本産水産物の輸入を即日再開すると発表した。再開するのは福島県や東京都など10の都県産を除く水産物で、再会にあたっては日本業者の加工施設など中国当局に登録する必要があり、手続きが終わり次第日本からの輸出が可能になるという。別海町の水産加工会社はホタテが主力商品で、日本産水産物の輸入停止措置前までは中国向けが輸出全体の3割を占めていた。今回の輸入再開の動きを歓迎している。この会社では中国以外の販路を拡大しようとアメリカのほかベトナムなどへの輸出を強化しているが、再びホタテを中国に輸出しようと準備を進めている。
北上市など県内で半導体関連産業の集積が進むなか、担い手の人材を育成しようと岩手産業振興センターや県内の半導体関連企業でつくる協議会などがことし4月、半導体関連人材育成施設「I-SPARK」を整備した。施設で初めて行われた研修ではきょう、県内の半導体関連企業の従業員8人が参加し開校式が開かれた。研修は10日間の日程で行われ、半導体や機械の基礎知識のほか、半導体製造装置のメンテナンスに使用される工具や測定器の安全な使い方などを学ぶことができ、今後も定期的に開催することにしている。
離島の命を守る「救急艇」を紹介。「救急艇 せとのあかり」は、診療所がなくドクターヘリも行けない出島や小島などに出動しており、消防隊員が乗り込んでいる。地元の消防団などと協力して患者を収容しており、先月まで開かれていた「瀬戸芸春会期」でも観光客3人を搬送した。救急艇の運用が始まる14年前まで、患者は漁船で高松港に運ばれていたが、救急艇の導入で島民の安心感は増したという。救急艇は、安全でスムーズな出動のため、毎日細かく点検が行われ、多くの隊員で連携し見落としを防いでいる。今後も、救急艇 せとのあかりは安全な航行に努めていきたいとしている。
横山さんは「今回、取材時に乗船しましたが、海上には多くの船が行き交い、特に漁の時期には至るところに漁船がありました。気の抜けない任務だと感じました」などと話した。
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原爆で犠牲となり、名前などがわかっていながら遺骨の引き取り手が見つかっていない遺族を探すため、名前を記した名簿を全国の自治体に発送する作業が、広島市役所で始まった。広島市の平和公園にある原爆供養塔には、約7万人の遺骨が納められているが、812人が名前など分かりながら遺族が判明していない。広島市は、こうした人の遺族を探そうと、犠牲者の名前が記された原爆供養塔納骨名簿を、自治体や被爆者団体などに発送し、庁舎などで掲示するよう依頼している。被爆80年の今年は、去年より30多い2183か所に向け発送予定だという。近年、見つかることは少なくなっていたが、今月、名簿をきっかけに男性1名の遺族が見つかったという。
長崎・佐世保市では、1945年6月28日深夜から29日未明にかけ、米軍の空襲で住宅1万2000棟以上が全焼し、1200人以上が犠牲となった。佐世保市では例年追悼式を開いてきたが、去年、遺族会が解散し、参加する遺族の減少が見込まれたため、今年から市民が参加できる献花式として開催することになった。昨日は、約70人の参列者が犠牲者に黙祷を捧げた。
熊本城は、7月・8月の2ヶ月間、開園時間を2時間延長し、午後7時までとする。夜間ライトアップなど以外で、開園時間の延長は初となる。夏の猛暑対策や、ナイトタイムエコノミー推進が狙いだという。このほか、バスツアーの観光客など向けに、夜間営業していない「桜の馬場バス駐車場」の24時間営業も検討している。熊本城の来場者は、コロナ禍以降増加傾向で、昨年度は141万人余と、2年前に比べ1.4倍になっている。市は、夏の開園時間の延長を、来年以降も続ける予定。
全国の気象情報を伝えた。