- 出演者
- 福井慎二 松田利仁亜 伊藤雄彦 早坂隆信 田中逸人 坂下恵理 石橋亜紗 齋藤湧希 山口瑛己 坂本聡 塩崎実央 鈴村奈美 石井晶也 梶村姫里
オープニング映像。
全国の天気予報を伝えた。
新潟の中継映像を背景に天気予報を伝えた。
名古屋市の小学校の教員ら2人が、女子児童を盗撮し画像などをSNSのグループで共有したとして逮捕された事件で、共有されていた画像など約70点の中には、女子児童の着替えなど学校内や校外学習で撮影されたとみられるものも含まれていたことが、警察への取材でわかった。これまでの調べで、グループは容疑者が管理し、逮捕された2人を含む小学校や中学校の教員10人近くが参加したとみられている。警察がグループの実態などを詳しく調べている。
去年7月、山口市にある新山口駅構内で起きた、JR貨物が運行する貨物列車の先頭車両が脱線した事故で、国の運輸安全委員会は調査の途中経過を公表した。車両の整備に関するデータで改ざんが見つかり、脱線との関係などをさらに調査するとしている。先頭車両が止まった場所の約40メートル手前から、枕木に車輪が通過した痕が残っていた他、先頭車両の車軸の1つは、車輪に動力を伝える部品との接合部で折れていたという。車軸と部品の双方に取り付けた際にできたとみられる傷が確認されたとしている。さらに車軸と部品を取り付ける強さなどのデータを、広島市にあるJR貨物の車両所で確認したところ、改ざんが見つかった。改ざんは作業のデータを別の作業時のものに差し替える方法で行われ、元のデータは残されていなかったとしている。その上で、車軸が折れたメカニズムや、改ざんと脱線の関係などをさらに調査するとしている。この事故をきっかけに去年、各地の鉄道事業者の車両で車輪に車軸を取り付ける作業に関するデータの改ざんが、相次いで確認されている。
お盆の時期に行われる柳井市の夏の風物詩「柳井金魚ちょうちん祭り」で、街頭を彩る金魚のちょうちんの製作が最盛期を迎えている。このうちシルバー人材センターでは、メンバー12人が全長約600センチの金魚のちょうちんを500個製作している。去年から中に電球を入れると目が光るよう、色の塗り方を工夫しているという。金魚のちょうちんは約2500個製作され、来月19日から8月末まで柳井市の街頭に飾られる。
きょう午前、岩手県の東北自動車道の滝沢ICと西根ICの間にクマが入り込み、一部の区間(滝沢IC~西根ICの下り線)が約2時間にわたって通行止めになった。警察によると、午前10時40分ごろにクマが死んでいるのが確認され、まもなく通行止めは解除された。警察によると、岩手県内ではクマが高速道路上に入り込むのは珍しくないというが、道路の中央など通行の妨げになる場所に留まって通行止めになるのは、かなり珍しいという。
去年、釧路市の阿寒湖でプレジャーボートが沈没して2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は2人がボートに設置された高さのある椅子などに座ったため、船体が不安定な状態になり、強風で傾いて大量の水が入った可能性があるとする報告書をまとめた。2人は水温が低い湖に転落して、着ていた胴長やカッパに水が入って動きづらくなり、体温が低下して溺れた可能性が高いとしている。その上で、小型船に乗っていて強い風が吹いている時は、島影に避難することや、姿勢を低くして船体の重心を低く保つことなどが再発防止や被害軽減につながるとしている。
千代の山と千代の富士の2人の横綱を生んだ道南の福島町の福島小学校で、相撲に親しんでもらおうと地元の子どもたちを対象に相撲教室が開かれた。きょうは地元の小学校の児童約100人が参加した。
「EV(電気自動車)しか乗れなくなる?」気候変動のフェイクが拡散。今年の夏も酷暑の予想で毎年、洪水や猛暑など異常気象による被害も相次いでいる。背景にあるのは地球温暖化で、人間の活動による温室効果ガスの排出量の増加が主な原因とされている。今、温暖化や気候変動に関する偽の情報や根拠がない情報がSNSで溢れている。アメリカのインフルエンサーは「地球の気温は一定でないのは当然。人間の影響で暑くなったのは嘘だ」と、根拠のない発言をした。このインフルエンサーのYouTubeの登録者数は1990万人。発言のあった動画は1000万回以上再生されている。イエール大学の調査によると、人気のあるオンライン番組10番組のうち、8番組が気候変動に関する偽の情報や誤解を招く情報を拡散していることがわかった。気候変動対策などに取り組む国連開発計画の分析では、偽情報が拡散される背景には、既得権益を守ること、注目を集めて収益などを得ることなどが挙げられる。気候変動に関する科学的根拠のない主張は、日本語でも増加傾向にある。NHKがXの投稿を分析すると、気候変動や対策を否定したり疑ったりする日本語の関連投稿は、リポストを含めて2024年は22万件で、5年前の3倍以上になっている。記事では、気候変動対策への機運を高めるための市議会の宣言によって、自由が制限されるとか、電気自動車にしか乗れなくなるといった誤った情報を信じた住民が、議会に押しかける騒ぎとなったオーストラリアの町のケースを紹介。また、誤情報や偽情報に対抗する国連の取り組みや、私たちはどう向き合えば良いのか、国連の事務次長へのインタビューなども紹介している。
富士山の静岡県側で、来月10日の山開きから入山料の徴収などが始まることを受けて、登山口で受け付けを行う現地スタッフの研修が御殿場市で開かれ、約30人が参加した。研修では始めに、先月施行された富士登山条例について県の担当者から、ことしの夏山シーズンから富士山の登山規制で、登山者1人あたり4000円の入山料を徴収することや、静岡県側に3つある登山口の通行時間を規制することなどの説明がされた。一方で、学校での修学旅行や遠足などで入山する場合は、入山料が免除されるので、県が発行する通知書を確認することなど、注意事項も伝えられた。研修を終えたスタッフは、富士山の夏山シーズンが終わることし9月10日まで業務にあたる。
富士山の夏山シーズンを前に、安全な登山マナーを広く周知しようと、県などで作る協議会は登山の際の注意点や入山のための準備についてまとめた動画を製作し、インターネットで公開している。動画を作成したのは環境省や静岡県、山梨県などでつくる「富士山における適正利用推進協議会」。動画投稿サイト・YouTubeに公式チャンネルを開設し、登山の際の注意点などを紹介する10分、4分、1分の動画を公開している。それぞれ日本語版と英語版の動画がある他、中国語や韓国語などの字幕がつけられ、外国人がわかるようになっている。動画では技術や体力にあった登山ルートを選び、余裕のある登山計画を立てることや、両手があくヘッドライトや防寒着など、必要な装備を用意することなどを呼びかけている。静岡県では今年の夏山シーズンからの登山規制に向けて、登山者1人あたり4000円の入山料を徴収することや、静岡県側に3つある5合目の登山口の通行時間を規制することなどを定めた条例が施行された。県富士山世界遺産課は「初心者も登山に慣れている人もマナーを改めて確認し、安全に富士登山を楽しんでもらいたい」としている。
ひょっこり男と呼ばれ千葉県柏市で去年、自転車で走行中に車の通行を妨害した罪に問われた被告に対し、千葉地方裁判所松戸支部の向井志穂裁判官は「近い距離まで接近し非常に危険な行為だ」として、懲役1年の実刑判決を言い渡した。千葉県柏市や我孫子市などでは去年1月~4月にかけて、車道で危険な走行をする自転車に関する通報が警察に40件以上相次いだ。このうち4月15日には、柏市内の車道で自転車が走行中にセンターラインを越え、自転車に乗っていた被告が対向車線の車の通行を妨害したとして、あおり運転などの罪に問われた。被告は4年前にも埼玉県内などで自転車であおり運転をしたとして、懲役8か月の実刑判決を言い渡されていた。
今開催中の大阪・関西万博は多くの人で賑わっているが、兵庫県でも44年前に博覧会が開かれた。1981年に開かれた神戸ポートアイランド博覧会について伝える。神戸市のポートアイランドの完成を記念して開かれた。新しい海の文化都市の創造をテーマに、世界各国、地元や国内の企業グループが数多く参加。合わせて32の展示館では参加企業たちが趣向をこらし、バラエティー豊かなパビリオンが並んだ。期間中1600万人以上が訪れ、人気パビリオンでは10時間以上の待ちも発生し、大盛況となった。その後の地方博覧会ブームの火付け役ともなっている。そのポートピア’81について熱心に調べ、県内各地をめぐって痕跡を探したりグッズを集めたりして情報発信している若者がいる。なぜ自身が生まれる前の博覧会「ポートピア’81」に惹かれるのか。その魅力を一緒に探ってきた。酒本健実さんは会社員として勤務する傍ら、神戸ポートアイランド博覧会について調べている。博覧会に興味を持ったきっかけは、2年ほど前、神戸市内を散歩中、路上の花壇にポートピア’81の文字を偶然発見したことだった。この花壇はポートピア’81の会場に置かれていた花壇。情報を集めていくと、会期後、神戸市を中心に県内各地で再利用されていることがわかり、これまでに96か所、600個近くの花壇を見つけている。花壇をきっかけに博覧会そのものに興味を抱いた酒本さんは、当時のチケットや会場マップ、記念メダルなどのグッズも集め始め、展示会を開いて多くの人に見てもらう取り組みもしている。これまでに調べ上げた内容を3冊の冊子にまとめるほどの力の入れよう。酒本さんがさらに調べていくと、県内各地で当時の展示物が転用され、その記録を今に伝えていることがわかった。兵庫県西脇市の郷土資料館には、博覧会で展示されたフーコーの振り子が置いてあった。フランス人科学者が考案した振り子で、地球が自転していることを実感できる装置として鉄鋼メーカーのパビリオンに展示されていた。東経135度、北緯35度の線が交わる西脇市が日本のヘソと呼ばれていることから寄贈されたというが、2011年以降、1度も動かしていないという。酒本さんはここで思いがけず別の展示品にも出会った。収蔵庫で大切に保管されていた中南米やアジア、アフリカなどの民俗衣装。ファッションをテーマにしたパビリオンに展示されていた。酒本さんは今も博覧会ゆかりのものを探し続けている。この日は神戸市立森林植物園を訪れた。ここにはジャイアントセコイアの巨大な切り株がある。この切り株はその大きさで見た人を圧倒し、パビリオンの中でも注目の展示となった。アメリカのカリフォルニア州から運ばれてきたもの。この日、園内で唯一、当時のことを知る福本市好さんに話を聞くことができた。5メートルを超える巨大な切り株を運ぶのには、大きな苦労が伴った。途中道路を封鎖したり、通過する橋を補強したりするなど大がかりな計画を実行して、やっとのことで運んだ。切り株をクレーンで吊り上げ天窓から運び入れた。酒本さんは、「神戸ポートアイランド博覧会ゆかりのものをこれからも探していきたい」と話す。神戸博ポートピア’25は大阪や兵庫県内で随時開かれる予定。
気仙沼市の昨年度のふるさと納税の寄付額は約121億6000万円と、初めて100億円を超えた。こうした寄付金を財源として、市は今後10年間で37の事業に合わせて60億円規模の経済施策を行っていく方針。このうち観光業には11億5000万円をあて、大島の亀山山頂の整備や、市の観光キャラクターのホヤぼーやに会えるスタジオの設置などを行うとしている。水産業には13億5000万円を投じ、水産業者の経営を持続発展させるため、独自性の高い取り組みを支援することや、変化する海洋環境に対応した海上養殖への投資に対する支援などを行うとしている。
けさ福岡市早良区飯倉の国道202号で、一部が陥没しているのが見つかった。警察によるとけが人や事故の情報はないということで、早良区などが穴の埋め戻しを進めるとともに原因を調べている。道路を管理する国土交通省福岡国道事務所が調べたところ、東から西に向かう車道の歩道側の1車線で縦、横、深さがそれぞれ50センチほどの穴があいているのが確認された。警察や早良区は現場付近で穴があいた車線の通行を規制し、警戒にあたっている。早良区はきょう中に穴を埋め戻し、復旧を完了させる方針だという。早良区によると、穴の近くには下水道につながるマンホールがあり、ふたを交換する工事の準備のため、今月上旬、まわりを囲むように深さ10センチほどの切れ込みを入れていたということで、早良区などが陥没の原因を調べている。
大野城市は物価高に対する独自の支援策として、65歳以上の高齢者に1人あたり4400円分の「おこめ券」を配布することになった。大野城市議会では今月20日、物価高に対する独自の支援策として約1億4200万円を盛り込んだ今年度の補正予算が可決された。財源のうち3割は物価高対応の国の臨時交付金を活用するとしている。予算の審議の過程では、一部議員からは「高齢者だけでなく子育て世代や生活困窮世帯にも支援を広げてほしい」という意見が出たというが、市は年金で生活する高齢者への経済的な支援や健康維持の観点から、高齢者を対象にしたという。おこめ券の発送は来月下旬から順次行う予定だということで、市は「物価高騰を踏まえ早くおこめ券の調達と発送を完了する必要がある。なるべく早く事務手続きを進めたい」としている。
梅雨に入り雨の日が増える中、横断歩道での交通事故を防ごうと、園児を対象にした交通安全教室が山形市内で開かれた。この交通安全教室は、雨の日は運転する側も歩行者も視界が悪くなり、横断歩道での事故が起こりやすいことから、山形市内の企業が毎年開いていて、市内のこども園から19人が参加した。園児たちはまず県の交通安全専門指導員から、傘を肩にかけてさすと後ろ側の視界が悪くなったり、周りの音が聞こえにくくなるうえ、運転手からも見えにくいので、傘を水平にさすことが大事だと教わっていた。この後、園児たちは実際に横断歩道の前まで行き、車が来ていないことを確認してから傘のさし方に注意して渡っていた。警察のまとめによると、去年県内で起きた交通事故は約2500件で、交差点での事故が6割を占めているという。
絶世の美女・楊貴妃が好んで食べていたとも言われ、国内での栽培は珍しいライチの収穫が、安芸市の農園で最盛期を迎えている。安芸市の岡宗俊介さんの農園では、13年前からライチの栽培が続けられている。今年も約40アールの農業用ハウスで育てられた約600本の木には、鮮やかな赤色のライチの実がたくさんなり、岡宗さんは従業員たちと色づきの良い実を選らんでは丁寧に収穫していた。日本で流通しているライチはほとんどが海外産で、国内ではあまり栽培されていないが、父親の信明さんがタイで食べたライチの味が忘れられず栽培を始めたという。ライチの収穫は来月上旬まで続くという。
サイバー犯罪の被害が深刻化する中、若い世代の力を活用して啓発活動を強化しようと、高知開成専門学校と高知工科大学の学生団体が、警察からサイバー防犯ボランティアに委嘱された。サイバー防犯ボランティアは、サイバー犯罪の被害の防止に向けて、インターネット空間でのパトロールや、子どもなどに対する啓発活動に取り組む。このうち高知工科大学のボランティア団体「Cykut(サイカット)」は11年連続の委嘱。きのうは香美市の大学のキャンパスでメンバー19人が出席して委嘱式が行われ、県警察本部サイバー犯罪対策課の松下恭一課長から、代表に委嘱状が手渡された。そして松下課長は「大学で学んだ知識を生かしながら被害防止に向けて協力してほしい」と挨拶した。警察によると近年、インターネット上で「トクリュウ」とみられる闇バイトの勧誘の書き込みが増えている他、ネットショッピングでの詐欺事件など、県内で去年、サイバー犯罪に関して警察に寄せられた相談は850件に上り、増加傾向にあるという。