2025年6月23日放送 13:18 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
沖縄局 沖縄戦から80年「慰霊の日」 激戦地で続く対話

出演者
福田光男 田中朋樹 秋鹿真人 鹿島綾乃 羽隅将一 稲塚貴一 一柳亜矢子 坂下恵理 宮城杏里 山口紗希 半林誠 菅家大吾 中野花南 
(気象情報)
気象情報

大阪の中継映像とともに、全国の気象情報を伝えた。

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大阪府
(沖縄局 昼のニュース)
各地で平和の祈り 沖縄戦80年の「慰霊の日」

沖縄戦80年「慰霊の日」、各地で平和の祈りが捧げられた。最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和の礎には遺族などが訪れ、静かに手を合わせていた。魂魄の塔は、身元が分からないまま放置されていた約3万5000人の遺骨を集めて作られた。沖縄戦では地上戦で20万人を超える人が亡くなり、県民の4人に1人が命を落とした。体験者から直接話を聞く機会がほとんどなくなる中、証言をもとに語り継いできた沖縄戦の歴史が正確でないなどと否定されることも出てきていて、沖縄戦の実相を伝え残すための取り組みが広がっている。平和祈念公園では先程から戦没者追悼式が開かれていて、玉城知事が平和宣言を行った。

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(大分局 昼のニュース)
「慰霊の日」沖縄戦経験の男性が平和への思い

沖縄はきょう20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から80年の慰霊の日。当時、海軍の兵士として沖縄の部隊に配属されていたという国東市の97歳の男性がきょうNHKの取材に応じ、当時の激しい戦闘の状況を振り返りながら「国を挙げて人殺しをさせるのだから戦争はやめたほうがいい」などと平和へ思いを語った。

列島ニュースアップ
沖縄戦80年 激戦跡地で続ける米兵との対話 その思いは

きょうは沖縄戦から80年の慰霊の日。上地隆裕さんはかつての激戦地で今、沖縄に駐留しているアメリカ軍の兵士たちの対話を続けている。上地さんは「なぜ戦争をやってはいけないのか、なぜ戦争が人類にとって前進を阻むものであり幸せをぶち壊すものであるか、それを憎む思想を広げたい」と話す。対話活動のきっかけは18年前に亡くなった母親。沖縄戦の当時、島の国民学校で教員をしていた。母親は子どもたちに国のために死ぬことが美徳だと教えこんだことを悔いていたという。上地さんは戦争は2度としてはいけないという母親の思いを受け継ぎ、母親と同じ教職の道に進んだ。「反戦と平和そして自由、その3つだけは誰が何と言ってもぜひ守っていきたい」と話す。

(鹿児島局 昼のニュース)
トカラ列島近海 地震相次ぐ 十島村・悪石島 きょう未明に震度4

鹿児島県トカラ列島近海ではきょうも地震が相次いでいて、未明に十島村の悪石島で震度4を観測した。おとといからきょう午前11時までに十島村では震度1以上の揺れが190回以上観測されていて、当分の間、強い揺れを伴う地震に注意が必要。

過去にも活発な地震活動 悪石島の住民は…

今回の震源の周辺では過去にも活発な地震活動があった。震度4の揺れがあった悪石島の住民は「家の中でも安全なことろにいるようにしている」と話す。気象台によるとおととし9月には震度1以上の揺れを伴う地震が346回発生。2021年12月も震度1以上の揺れを伴う地震が308回発生し、9日には悪石島で震度5強を観測している。

(大阪局 昼のニュース)
パナソニックホールディングス 株主総会”構造改革”に株主は

グループの構造改革を進めているパナソニックホールディングスの株主総会が大阪市で開かれ、会社側は赤字事業の撤退や1万人規模の人員削減の方針について株主に理解を求めた。訪れた株主からは「昔みたいなパナソニックナンバー1という会社になって欲しい」との声が聞かれた。

(松山局 昼のニュース)
厳しい暑さでコメの品質や収穫量 低下が課題 ””暑さに強い”品種の田植え

JA松山市の管内では主な品種の一つ、「あきたこまち」がここ数年夏の暑さの影響で「1等米」として出荷できる割合が1%程度に落ち込むなど品質や収穫量が下がっていることが課題となっている。管内44の農家ではことしから国の研究機関が開発した暑さに強いとされる「にじのきらめき」に切り替えることを決めている。JA松山市ではことし管内にある計20ヘクタールで試験的に「にじのきらめき」を栽培し、来年から「あきたこまち」をすべて切り替えることで品質や収穫量を向上させたいとしている。JA松山市・岡田明夫専務は「農家の所得が少しでも上がるように、農協としては全力でサポートしていきたい」などと話した。

(山形局 昼のニュース)
山辺町「紅秀峰」の収穫が盛ん

さくらんぼ「紅秀峰」の収穫が盛んに行われている。県は主力品種の「佐藤錦」から植え替える費用を補助するなど作付けを推進している。県内で収穫の最盛期を迎え、山辺町の農園では収穫作業に追われていた。農家・三浦龍典は「楽しみに待っている方がいるのでそういった方に食べていただければ」などと話した。

(熊本局 昼のニュース)
”豪雨被災者を思い作曲”難病ピアニスト 指1本のみで演奏

2020年7月の熊本豪雨からまもなく5年。ピアニスト・月足さおりは難病を患い手の麻痺の症状が進む中、いまは左手の人差し指1本で演奏。きのう、被災者のことを思い作った新曲を披露した。月足は「被災された方たちにたくさんの幸せが訪れますようにと祈ることは自分にもできるのではという思いを人差し指に乗せて演奏した」などと話した。

(広島局 昼のニュース)
”災害時の助け合いにつなげる”子ども食堂オープン

7年前の西日本豪雨で大きな被害が出た三原市で地域住民の交流の場を作って災害時の助け合いにつなげようと、新しい子ども食堂がオープンした。三原市本郷町・船木地区の住民グループが地区の寺にオープン。この地区では西日本豪雨で広い範囲が浸水。地域の人がふだんから付き合いがある人が家に取り残されていることに気づき救助につなげたケースもあった。食堂は2か月に1回のペースで開かれ、次回は8月を予定している。

(長崎局 昼のニュース)
”救護被爆”の体験 紙芝居で上演

被爆体験を子どもたちに伝える活動をしている諫早市の被爆2世のグループが作った紙芝居。おととい諫早図書館で市民約60人を前に上演した。紙芝居は2つ制作され、氏原和雄の体験をもとにした紙芝居では諫早駅に運ばれた負傷者を病院などに運ぶ中で被爆した氏原が戦後息子を白血病で亡くし、自分の被爆と関係があるのではないかと思い悩む心情が描かれている。長崎被災協・被爆二世の会・諫早・高屋忠義会長は「いかに核兵器がおそろしい兵器であるかを訴えていきたい」などと話した。

(富山局 昼のニュース)
射水 新湊漁港 シロエビ漁 13日ぶり再開も水揚げなし

シロエビは能登半島地震の影響による不漁が続き、射水市の漁港では今シーズン3回休漁。きょうは13日ぶりに漁を再開したが水揚げはなく、漁師からは落胆の声が聞かれた。富山湾のは毎年4月に解禁。射水市の新湊漁港では4月の漁獲量が平年の56%、5月は22%に落ち込むなど記録的な不漁になっている。新湊漁港では「あすも漁を行ったうえで今後も漁を続けるか判断したい」としている。

季節の映像
ハッチョウトンボ 岡山 北区 龍泉寺

日本でもっとも小さいとされる希少なトンボ「ハッチョウトンボ」が岡山市内の湿地に姿を見せている。龍泉寺の自然を守る会・村上昇会長は「すぐ見つかるものではないのでじっくり探してみてもらいたい」などと話した。

(気象情報)
気象情報

熊本、静岡の中継映像、全国の天気予報を伝えた。台風2号が発生。

(エンディング)
午後2時05分~

「テレビ体操」、「列島ニュース」の番組宣伝。

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