- 出演者
- 三條雅幸 一柳亜矢子 坂下恵理
全国の気象情報を伝えた。奄美地方が梅雨明け。
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- 奈良県
気象台によると愛知、三重、岐阜の3県はきょうも高気圧に覆われ気温が上がり、名古屋市や岐阜市では日中の最高気温が37度と体温を超えるような暑さが予想されている。連日の暑さで熱中症とみられる症状で亡くなる人も出ている。暑さから身を守るため適切にエアコンを使用し、水分や塩分を補給すると共に屋外作業ではこまめに休憩をとるなど熱中症への対策を呼びかける。
近畿日本鉄道の新型の一般車両「1A系」。来年1月から名古屋線や大阪線、山田線、鳥羽線などで運行される。去年10月から近鉄奈良線などで運行されている「8A系」がベース。外観は伊勢志摩の海をイメージしているという。近越の一般車両で初めて青色が採用される。車内にはバリアフリーに対応した多目的トイレが設置され、座席は混雑状況に応じて横並びの「ロングシート」と「クロスシート」を切り替える。近鉄の主要路線のひとつである名古屋線に新型車両が導入されるのは29年ぶりで、現在運行している赤を貴重とした車両も順次青を使ったデザインに塗装するという。近鉄は「安心、安全で快適な鉄道輸送サービスを提供親しみをもってもらえる車両を目指したい」としている。
大分地方気象台によると、大分県は高気圧に覆われて晴れ各地で午前中から気温が上がっている。各地で30度以上の真夏日となっている。日田市中心部の豆田町では午前中から日差しが照りつけ、日傘をさして歩いている人の姿もみられた。猛暑日となることが予想されている。こまめに水分補給するほか、屋外ではなるべく日ざしを避け、適切にエアコンを使うなど熱中症への対策を呼びかける。
香港航空の定期便は新型コロナウイルスの影響で一時運休していたが、去年3月に4年ぶりに運航が再開し、毎週月曜日、水曜日、金曜日、日曜日の4往復運航している。しかし、「ことし夏に日本で大災害が起きる」と根拠のない「うわさ」が香港で広がるなか、香港航空は7月と8月の定期便全便の欠航を決めていたが、さらに延長してことし10月まで欠航することがわかった。香港航空によると、アメリカのトランプ政権による関税措置など国際情勢を受けた国内路線強化のための機材繰りや需要の落ち込みなどが理由だという。そのうえで香港航空は「ことし11月以降は再開したい」としている。鹿児島県は「観光など影響の長期化を懸念している。引き続き航空会社と連絡を取り再開に向け準備を整えたい」とコメントしている。
サンゴの一斉産卵が確認されたのは奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡の水深3メートルの場所。奄美海洋生物研究会・興克樹会長が今月14日の夜に撮影に成功した。映像では直径0.5mmほどのバンドルと呼ばれる卵と精子が入ったカプセル状の粒がサンゴの表面から放出され、ゆっくりと海の中を漂う神秘的な様子が捉えられている。撮影した際にはミドリイシ属の3種類のサンゴの産卵が確認され、幻想的な一斉産卵の様子は30分ほど続いたという。バンドルは一斉に放出されたあとはじけて受精し、数日から数週間海を漂い岩などに定着する。奄美大島では去年の夏に海水温が上昇した影響でほとんどの海域で「白化現象」が確認され、生きたサンゴが広がる面積を表す「被度」が16.6%まで減るなど広い範囲でサンゴが死滅した。
ことし8月に夏のインターハイ(全国高校総体)のウエイトリフティングが行われる米子市で園児が出場する選手たちを応援する動画の撮影を行った。競技会場で選手を応援するために大型スクリーンに映し出される動画の撮影が米子市東こども園で行われ、20人余の園児が米子市のキャラクター「ヨネギーズ」と参加した。ことしの夏のインターハイは鳥取県をはじめ中国地方5県で開催され、ウエイトリフティングは8月7日から米子コンベンションセンターで行われる。米子市によるとインターハイに向けては市内の4つの保育園でも撮影を行い、完成した動画は競技の合間に放送される。
夏の厳しい暑さに対応するため鳥取県警は今月から交番や駐在所の中では帽子を脱いで勤務できる運用を始めている。ことし4月に警察庁が警察官の服装に関する規則を改正したことに伴い、全国の警察で順次導入が進められている。鳥取県内でも交番と駐在所の合わせて102か所で導入され、室内に限り帽子を脱いで勤務できるようになった。JR鳥取駅前にある交番では警察官が帽子を脱いで書類を作成していた。鳥取警察署鳥取駅前交番・太田健悟巡査部長は「帽子をかぶっていなくても対処や話す内容は変わらないので安心してもらえたら」と話す。鳥取県警は去年から街頭活動でのサングラスの着用も認めていて、今後は制服にポロシャツの導入も検討している。鳥取県警察本部警務課は「違和感をもつかもしれないが熱中症対策の一環として理解してほしい。夏場でも健康かつ安全に働くことができる環境を整備していきたい」とコメントしている。
ことしに入り証券口座のサイトにログインするためのIDやパスワードなどの情報が盗まれ、株を勝手に売買される被害が急増している。金融庁によると、先月までに確認された不正な取引は5958件、売買額は5000億円を超えている。被害にあった大阪に住む60代の女性。NISAなどで保有していた株を全て売却された後、身に覚えのない中国企業の株の取引を繰り返され、200万円余の損失が出ていたという。取引に利用していたパソコンを調査会社が解析。証券会社になりすましたニセのメールが見つかった。メールで偽サイトに誘導するフィッシング詐欺と呼ばれる手口で情報が盗み出されたとみられることがわかった。被害にあわないために、パスワードを使い回さない、多要素認証の設定、パスキーの導入、パソコンOSやソフトを最新にする、公共Wi-Fiでの取引は厳禁、メールに記載されたURLをクリックしない、ログインは公式アプリやブックマークした公式ページからアクセス、個人情報の入力は慎重にする、メールを疑う。
山形県が開発し2年前に生産が本格化したさくらんぼの新品種「やまがた紅王」は実が直径3センチ前後と500円玉ほどの大きさがあり、糖度が高く酸味が少ないのが特徴。山形県内の生産者登録数もことし3月末時点で3080余と年々増加している。収獲の最盛期を迎えていて、東根市の後藤守の農園では30本の木で「やまがた紅王」を育てている。山形県によると、主力品種の「佐藤錦」は開花期の天候不順などで収穫量が減る見通しで、「やまがた紅王」は開花が早く天候にも恵まれたため順調に生育しているという。「やまがた紅王」は贈答用などとして県内外で販売され、去年の2倍以上にあたるおよそ70トンの出荷を見込んでいるという。
「海床ロボット」と名付けられた3メートル四方の小型の船。大きな船が通れない堀や河川などで遊覧船や「動く水上レストラン」としての活用を目指している。大阪城公園で行われた実証実験では船のまわりに水上ドローンが浮かべられ、カメラ障害物や水深などを検知し、そのデータをもとに陸上から遠隔でロボットを適切に操縦できるかを検証する。大阪の大手ゼネコンや大学の研究室などのプロジェクトチームは10月に大阪・関西万博会場で試験運航を予定しているほか、来年度には実用化する計画。将来的には水上ドローンに蓄積のデータをロボットへ送信し自動操縦での運航を目指したいとしている。プロジェクトチームのメンバーの竹中工務店・高浜洋平は「今回の実証実験でまわりの環境を把握しより安全運航の精度を高める」と話す。
兵庫県川西市ではおよそ40戸の農家がわせ品種の桃を生産していて、毎年即売会を行っている。収穫したばかりの「日川白鳳」という品種の桃およそ3600個が用意され、大きいもので6個1800円で販売された。
ことし3月に発売された「図書館のゆるゆる人生質問箱」が話題になっている。著者はオホーツク海に面した斜里町の図書館。人間関係や校則、恋愛など中学生や高校生が日頃思っている素直な質問や疑問に図書館の職員が答えている。本の元ネタは斜里町立図書館の掲示板。斜里町立図書館。松井卓哉館長は「正直こんなに(質問が)来ないと思った」と話す。掲示板の評判を聞きつけた東京の出版社が図書館に本を出すよう持ちかけた。図書館では返信が正解だとは考えていない。大事なのは寄り添い応えていくこと。掲示板の効果もあってか図書館の昨年度の来館者は約3万9000人。掲示板を設置する前の年度と比べると1万人ほど増えている。
厳しい暑さが続く中、松山市は熱中症特別警戒アラートが発表された場合に備え市内の34か所を暑さをしのぐためのクーリングシェルターに指定し、熱中症対策を進めるよう呼び掛けている。松山市消防局によると去年1年間に熱中症の疑いで救急搬送された人は438人と統計開始以来、最も多かった。松山市保健所健康づくり推進課・武田士郎主査は「暑い季節を安全に乗り越えてほしい」と話す。
アメリカ軍のステルス戦闘機F35B、2基がおととい夜、宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に緊急着陸していたことがわかった。県には九州防衛局から安全確保のため予防的に着陸したと説明があったという。今回の緊急着陸について九州防衛局は発表しておらず、機体の所属や緊急着陸の理由なども明らかにしていない。日本の防衛省もF35Bを調達し今年度中に新田原基地に配備する計画で、通常より騒音が大きい垂直着陸の訓練計画を巡り地元から反発が相次いでいる。
天皇皇后両陛下はきょう即位後初めて広島県を訪問された。このあと原爆慰霊碑がある平和公園を訪ねて戦後80年にあたって戦没者を慰霊される。
三次市の畑ではウチワサボテンが鮮やかな黄色い花を咲かせ見頃を迎えている。ウチワサボテンはトゲを洗い流した後、生でも食べることができる。農家の浜井陽一さんは「新たな特産品に育てることができればいいなと思っている」と話す。
福岡大空襲から80年のきょう福岡市の小学校で地元に住む84歳の女性の体験を元にした朗読劇が上演され、児童たちが戦争の恐ろしさや悲惨さを学んだ。
全国の気象情報を伝えた。